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イントレピッド海上航空宇宙博物館に行くと、1度に多くの航空機を見ることができる。展示されている航空機が、何なのか?どんな活躍をして、どんな人たちの、どんな思いが込められていたのか?そんな背景を知ることで当時にタイムスリップしたような感覚になる。ここで紹介する27の航空機の案内を見て、イントレピッド海上航空宇宙博物館をもっともっと深く楽しんでね!

 

Contents

Aircraft collection 航空機コレクション 【戦闘機】

①【TBM-3E Avenger】 設計:グラマン/イースタン・エアクラフト


•長さ:40フィート11インチ(12.4 m)
•翼幅:54.5 ft 2 in(16.5 m)
•高さ:16フィート(5 m)
仕様:
•最大重量:................ 17,895ポンド(8,115 kg)※ヘビー級の機体
•最高速度:................ 276 mph(444 kph)
•天井:................... 30,100フィート(9,174 m)
•武装:ボールタレットに0.5口径の機関銃、2×0.5
口径のウイング付き機関銃、2,000ポンド(907 kg)
ロケット、ドロップタンク、レーダーポッド、爆弾の製造
または1つの魚雷
•長さ:40フィート11インチ(12.4 m)
•翼幅:54.5 ft 2 in(16.5 m)
•高さ:16フィート(5 m)

「Avenger(アヴェンジャー)」は、『復讐者、報復者』という意味。

1942年6月4日第二次世界大戦、ハワイの北西、ミッドウェー海戦がTBM-3E Avengerのデビュー戦。ミッドウェー島でアメリカ軍が日本軍を待ち構えていた。アメリカ軍は勝利したが、パイロットの不慣れ、ベテランの日本海軍戦闘機により大損害を出したのも事実。日本は勝利したら、ミッドウェー島を領土化して『水無月島』と名付けようとしていた。第41代アメリカ合衆国大統領ジョージH. W.ブッシュが第二次世界大戦で初期型のTBM-1Cに乗った。

②【(HUP-2) UH-25 Retriever】 設計:パイアセッキ

•長さ:32フィート(9.8 m)
•高さ:12.5フィート(3.8 m)
•ロータースパン:35フィート(10.7 m)
仕様:
•最大重量:............... 5,750ポンド(1,205 kg)
•最高速度:................ 108 mph(174 kph)
•天井:................... 10,200フィート(3,110 m)
•武装:...............なし

1949年2月アメリカ海軍に渡った小型の救難ヘリコプター。タンデムローター式(ローター/回転翼が前後に2つ配置)の小型機。直径11mのメインローターは折りたためて空母に格納時に便利。本職の、捜索、救難の任務では181kgを持ち上げることができるウィンチ(回転ロープ)が付いている。

 

③【(HRS-1) H-19 Chickasaw】(H-19チカソー)  設計:シコルスキー

•長さ:62.5フィート(19.1 m)
•身長:13.3フィート(4.07 m)
•ロータースパン:53フィート(16.16 m)
仕様:
•最大重量:............... 7,200ポンド(3,266 kg)
•最高速度:................ 101 mph(163 kph)
•天井:................... 10,500フィート(3,200 m)
•武装:...............なし

第二次世界大戦中、アメリカ陸軍が乗員輸送の為に使用していたヘリコプター。乗員2名・兵員10名または担架8台を乗せる340km飛ぶことができる

 

④ 【MiG-17 (NATO code name Fresco)】 (ミグ17/フレスコ) 設計:ミコヤーン・グレヴィッチ設計局(ミグ)

長さ:36.5フィート(11.1 m)
•翼幅:31.5フィート(9.64 m)
•身長:12.5フィート(3.81 m)
仕様:
•最大重量:................. 13,379ポンド(6,069 kg)
•最高速度:................ 711 mph(1.145 kph)
•天井:................... 54,460フィート(16,600 m)
•武装:3x NR-23 23 mm大砲、1,102ポンド
ロケット弾(460 kg)

ソビエト連邦時代のミコヤン・グレヴィッチ設計局(ミグ)で開発されたジェット戦闘機。朝鮮戦争、ベトナム戦争で活躍した。1966年10月9日には、4つのDouglas A-1 Skyraider(ダグラススカイレイダー)と戦ってMiG-17が勝った。

 

⑤ 【T-34A Mentor】(T-34A メンター) 設計:ビーチエアクラフト社

•長さ:25.9フィート(7.9 m)
•翼幅:32.8フィート(10 m)
•身長:9.5フィート(2.9 m)
仕様:
•最大重量:............... 3,000ポンド(1,360 kg)
•最高速度:................ 191 mph(307 kph)
•天井:................... 20,000フィート(6,096 m)
•武装:...............なし

1953年にアメリカ空軍が初等練習機として使い始める。Mentorは「メンター」「良き助言者」「優れた指導者」といった意味。操縦が安定して操作しやすいため、60年以上たった現在でも練習用として使用されている。民間に売られた機体は航空ショーなど曲技飛行などで活躍している。

 

⑥【(F9F-8) AF-9J Cougar】(AF-9J クーガー) 設計:グラマン社

(F9F-8)AF-9Jクーガー
•長さ:12.9 m(42フィート2インチ)
•翼幅:34.5 ft 6 in(10.5 m)
•高さ:12フィート3インチ(3.7 m)
仕様:
•最大重量:............... 24,763ポンド(11,232 kg)
•最高速度:................ 647 mph(1,041 kph)
•天井:................... 42,000フィート(12,800 m)
•武装:4 x 20 mm大砲、2,000ポンド(908 kg)
4倍AIM-9サイドワインダー、ミサイル兵器

アメリカ海軍が初めて使用したグラマン社のジェット戦闘機。
敵のMiG-15やアメリカ空軍のF-86等の後退翼(クーガー)に対抗するべく、F9F-6以降、直線翼だった翼が後退翼(クーガー)に変わったのが特徴。

 

⑦【FJ-3 Fury】(FJ-3 フューリー)   設計:ノースアメリカン社

•長さ:11.4 m(37フィート7インチ)
•翼幅:37フィート1インチ(11.3 m)
•高さ:13フィート7インチ(4.1 m)
仕様:
•最大重量:................ 17,179ポンド(7,791 kg)
•最高速度:................ 681 mph(1,096 kph)
•天井:.................. 49,000フィート(14,934 m)
•武装:4 x 20 mm大砲、3,000ポンド(1,360 kg)
4x AIM-9、サイドワインダーミサイル兵器

1955年からアメリカで使用されるようになり、1956年に新しくアメリカ海軍に来た空母、USS Forrestal (USSフォレスタル(CV-59))に初めて着陸した戦闘機。1956年に海軍は左翼の下に無人探査機と空中給油装置をそのFJ-3の全てに後付けした。

 

⑧ 【(F3H-2N) F-3B Demon】(F-3Bディーマン/デーモン) 設計:マクドネル・ダグラス社

•長さ:17.9 m(58フィート11インチ)
•翼幅:10.7 m(35フィート4インチ)
•高さ:4.4 m(14フィート7インチ)
仕様:
•最大重量:............... 33,900ポンド(15,374 kg)
•最高速度:................ 647 mph(1,041 kph)
•天井:................... 42650フィート(12999m)
•武装:4 x 20 mmコルトMk 12大砲、6,000ポンド
爆弾(2,720 kg)、4倍のAIM-7スズメ(F3H-2M)
2倍AIM-9サイドワインダーミサイル

1967年にダグラス・エアクラフト社と合併したマクドネル・ダグラス社(のちにボーイング社が吸収合併する)が開発。1950年代~1960年代にかけてアメリカ海軍で使用された。艦上全天候戦闘機と言って、昼夜どんな天候にも耐えられるような、耐熱性、耐水性、耐衝撃性などを備えていた戦闘機。『Demon』は悪魔の意味。

 

⑨ 【(F11F-1) F-11A Tiger】(タイガー) 設計:グラマン社

•長さ:47フィート(14.3 m)
•翼幅:9.6 m(31.5フィート)
•高さ:13.3フィート(4.5 m)
仕様:
•最大重量:............... 24,078ポンド(10、919 kg)
•最高速度:................ 753 mph(1,212 kph)
•天井:................... 42,000フィート(12,800 m)
•武装:4 x 20 mm大砲、4 x AIM-9
サイドワインダーミサイル

元々は軽量戦闘機であったはずが、開発の過程で改良を重ねるうちに重量が増加してしまい、それと非力なエンジン(ライトJ65-W-18 推力 3,380kg)の組み合わせは、速度(1,210km/h)・加速・上昇性能において劣っていた。加えて全天候性能や多用途性能にも欠けていた。

始めは小型軽量の戦闘機として作られたが、開発過程で重量が増えたり、速度、全天候性能などの機能にもかけてしまい、結局実践では1957年~1961年までの4年程度しか使われなかった。しかし、離着陸、操縦、運動の点でとても性能が良かったので、1957年~1968年アメリカ海軍の「ブルーエンジェルス」で曲技飛行に使われた。

 

⑩ 【(A4D-2) A-4B Skyhaw】(スカイホーク) 設計:ダグラス・エアクラフト社

•長さ:11.9 m(39フィート4インチ)
•翼幅:27フィート6インチ(8.3 m)
•高さ:15フィート(4.5 m)
仕様:
•最大重量:............... 18,300ポンド(8,318 kg)
•最高速度:................ 675 mph(1,086 kph)
•天井:................... 47900フィート(14,599 m)
•武装:2 x 20 mmコルトMk 12砲
1発あたり100発、10,000ポンド(4,500 kg)の爆弾、
ロケット、燃料タンク、ミサイル

空母に搭載される攻撃機、‟艦上攻撃機(かんじょうこうげきき)”として、ベトナム戦争、Yom Kippur(ヨムキップル)戦争、およびFalklands(フォークランド)戦争で使われた。

翼の下に兵器を取り付ける“ハードポイント”の翼をもつ。兵器は合計三か所(胴体、左右の主翼それぞれ)に取り付けられていた。

三角形のような形の翼はDelta Wing(デルタ翼)と呼ばれる。

 

⑪ 【(F8U-1) F-8K Crusader】(クルセイダー) 設計:チャンス・ヴォート

•長さ:54.5フィート3インチ(16.5 m)
•翼幅:35フィート8インチ(10.8 m)
•高さ:4.8 m(15フィート9インチ)
仕様:
•最大重量:................. 29,000ポンド(13,155 kg)
•最高速度:................ 1,322 mph(2,128 kph)
•天井:................... 52,350フィート(15,956 m)
•武装:144の4 x 20 mmコルトMk 12大砲
1発の銃、4x AIM-9サイドワインダーミサイル、
8倍ズニロケット

チャンス・ヴォート(現ヴォート・エアクラフト・インダストリーズ)社が開発。

『Crusader』は「十字軍の戦士」の意味。デザインが奇抜。

ベトナム戦争の時期。前の型より構造が強化されたり、ハードポイントを追加されるなどしたけど、結局、第一線では使われず、予備や実験用として使われた。

 

⑫ 【(WF-2) E-1B Tracer】(トレーサー) 設計:グラマン社

•長さ:13.8 m(45フィート4インチ)
•翼幅:72フィート17インチ(22.3 m)
•高さ:5.1 m(16フィート10インチ)
仕様:
•最大重量:............... 26,800ポンド(12,156 kg)
•最高速度:................ 253 mph(407 kph)
•天井:................... 22,000フィート(4,815 m)
•武装:...............なし

1960年ベトナム戦争にも参加。機体の上に楕円形のレーダードーム(レドーム)が取り付けられている。レーダーシステムは半径約250マイル(405km)の検索が可能。

 

⑬ 【MiG-21 PFM (NATO code name Fishbed F)】設計:ミコヤーン・グレヴィッチ設計局(ミグ)

•長さ:15.7 m(51フィート8.5インチ)
•翼幅:7.1 m(23 ft 5.5インチ)
•高さ:13フィート5.5インチ(4.1 m)
仕様:
•最大重量:................ 20,723ポンド(9,398 kg)
•最高速度:................ 1,385 mph(2,228 kph)
•天井:................... 50,030フィート(15,248 m)
•武装:センターラインシングルまたはツインバレル23 mmの大砲、
胴体に最大4,400ポンド(2,000 kg)の武器
センターラインまたは4倍のアンダーハードポイント

「Fishbed」(フィッシュベッド)は「魚の寝床」の意味。

レーダーを搭載。タイガー(虎)のペイントがインパクト大。

仕様された主争い
ベトナム戦争、アフリカ各地での紛争、中東戦争、第二次印パ戦争、プラハの春、珍宝島事件、インドシナ方面での紛争、第三次印パ戦争、ベトナムによるカンボジア侵攻、中越戦争、ソ連のアフガニスタン侵攻、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、ユーゴスラビア紛争、コソボ紛争エチオピア・エリトリア国境紛争

 

⑭ 【UH-1A Iroquois “Huey”】(UH-1A イロコイ “ヒューイ”) 設計:ベル・ヘリコプター・テキストロン(ベル・エアクラフト)社

•長さ:11.7 m(38フィート5インチ)
•ロータースパン:44フィート(13.4 m)
•高さ:12フィート(3.6 m)
仕様:
•最大重量:............... 9,500ポンド(4,309 kg)
•最高速度:................ 141 mph(227 kph)
•天井:................... 14,400フィート(4,388 m)
•装備:なし、ただしそれ以降のモデルでは1×7.62 mm
M240機関銃、または1x 7.62 mm GAU-17機関銃、
2 x 7ショットまたは19ショット2.75インチ(70 mm)ロケットポッド

ヒューイは原動機タービンを装備した最初のヘリコプター。

1959年以降、アメリカの海兵隊、空軍、海軍で多く利用されてきた。派生型も増え、世界各国でも使われ、計16,000機以上生産された。日本でも陸上自衛隊で使われた。

構造がシンプルで頑丈、様々な任務に対して高い適応性で過酷な環境課でも稼働率が高く、軍用ヘリコプターのベースとなった。

 

⑮ 【F-4N Phantom II】(F-4NファントムⅡ) 設計:マクドネル・ダグラス社

•長さ:17.7 m(58フィート3インチ)
•翼幅:11.6 m(38フィート4インチ)
•高さ:16フィート3インチ(4.9 m)
仕様:
•最大重量:................ 58,000ポンド(26,303 kg)
•最高速度:................ 1,500 mph(2,415 kph)
•天井:.................. 50,000フィート(15,239 m)
•武装:4x AIM-9サイドワインダー赤外線ガイド
ミサイル、4倍AIM-7スズメレーダー誘導ミサイル、
18,650ポンド(8,460 kg)の空対地兵器。

アメリカ海軍の全天候多用途戦闘機として、高機能な傑作戦闘機と言われた。アメリカ以外でも世界各国で多くの軍隊で使われ、5,000機以上製造された。当時は華やかなデザインのハイビジ塗装。海軍・空軍で使われ、海軍型は「A」「B」「J」「N」「S」、空軍型は「C」「D」「E」「G」となっている。

当時の戦い方として、ミサイルのみの“ミサイル万能論”が唱えられていた為、F-4N Phantom IIは空対空ミサイルの遠距離発射、速度の機能が発達していた。

日本の航空自衛隊でも使われた。

※歴史上、5,000機以上生産された超音速戦闘機は4機のみ:F-4、MiG-19、MiG-21、MiG-23

 

⑯ 【HH-52A Sea Guardian】(HH-52Aシーガーディアン) 設計:シコルスキー

•長さ:44.5フィート(13.57 m)
•身長:16フィート(4.88 m)
•ロータースパン:53フィート(16.16 m)
仕様:
•最大重量:................ 8,100ポンド(3,682 kg)
•最高速度:................ 104 mph(167 kph)
•天井:................... 11,200フィート(3,410 m)
•武装:...............なし

「Sea Guardian」は「海の守護者」の意味。

アメリカ沿岸警備隊向けの捜索救難ヘリコプター。 沿岸の捜索や救助活動で活躍。日本でも海上自衛隊、航空自衛隊で救難ヘリコプターとして使われていた。1961年~1970年まで25機が日本の三菱重工業で、部品を輸入して現地で組み立てる“ノックダウン生産”された。最大積載重量272kg。

これまでに、緊急搬送で15,000人、救助活動で25,000人の人々を救ってきた、たくましいヘリコプター。

 

⑰ 【Étendard IVM】(エタンダールIV) 設計:ダッソー

長さ:47フィート(14.4 m)
•翼幅:9.6 m(31.5フィート)
•高さ:12.5フィート(3.8 m)
仕様:
•最大重量:................. 22,656ポンド(10,275 kg)
•最高速度:................ 590 mph(1,100 kph)
•天井:.................. 50,800フィート(15,500 m)
•武装:2 x 30 mm DEFA砲、4,600ポンド
爆弾、ロケット弾、ミサイル(2,100 kg)
Exocet空対地ミサイル
知ってますか?

「Étendard」(エンダール)とはフランス語で軍旗(バトルフラグ)のこと。

Étendardとはフランス語で軍旗のこと。フランスの戦闘攻撃機、艦上戦闘攻撃機、偵察機。

1983~84年レバノン内戦、1993年~ユーゴスラビア紛争、1999年コソボ紛争で実戦に出たけど、偵察任務のみに使用された。

 

⑱ 【A-6E Intruder】(イントルーダー) 設計:グラマン社

•長さ:54フィート7インチ(16.6 m)
•翼幅:53フィート(16.2 m)
•高さ:15フィート7インチ(4.75 m)
仕様:
•最大重量:............... 34,996ポンド(15,870 kg)
•最高速度:................ 646 mph(1,040 kph)
•天井:................... 40,600フィート(12,400 m)
•武装:18,000ポンド(8,160 kg)の爆弾、
ロケットとミサイル

「Intruder(イントルーダー)」とは「侵入者」の意味。

アメリカ海軍/海兵隊の全天候型艦上攻撃機。1963年~1997年まで34年間という長い間、この間に発生したほとんどの戦争や紛争に関わっている。

兵器を大量に搭載でき、精密攻撃が可能。機体前部が大きく丸くなっているのは、レドーム(レーダードーム)で、空気抵抗を小さくする

【A-6E Intruder】(イントルーダー)は、様々な作品に登場してくる

小説

『デビル500応答せず』

映画

『イントルーダー 怒りの翼』(小説『デビル500応答せず』を映画化)
『トップガン』
『ファイナル・カウントダウン』(F-14 トムキャットへの空中給油などのシーン)
『ホット・ショット』
『エリア88』

ゲーム

『Wargame Red Dragon(英語版)』
『エースコンバットシリーズ』
『凱歌の号砲 エアランドフォース』

 

⑲ 【A-12 Project Oxcart “Blackbird”】(ブラックバード) 設計:ロッキード社

•長さ:102フィート(31 m)
•翼幅:55フィート7インチ(16.9 m)
•高さ:5.5 m(18フィート3インチ)
仕様:
•最大重量:................. 120,000ポンド(54,421 kg)
•最高速度:................ 2,269 mph(3,651 kph)
•天井:.................. 84,978フィート(25,908 m)
•装備:3,500ポンド(1,590 kg)のイメージングセンサー

日本では「ロッキード事件」として有名になってしまった「ロッキード社」が設計し、CIA(中央情報局)向けに製造された偵察機。

デルタ翼機で主翼中ほどにジェットエンジンが双発(二つ)。あまりにも速い速度がでるので、摩擦力で機体が1,000℉(438℃)になることがある。

高度約80,000フィート(約24.38km)から写真を撮ることができるカメラが付いていて、かつてはM3.1で北ベトナム上空を航過して、地対空ミサイル陣地を撮影することに成功した。1967年、A-12は沖縄県の嘉手納(かでな)飛行場から、ベトナム戦争を22回支援した。

 

⑳ 【AV-8C Harrier】(AV-8Cハリアー II) 設計:ブリティッシュ・エアロスペース社/マクドネル・ダグラス社

•長さ:45フィート(13.7 m)
•翼幅:25フィート(7.6 m)
•高さ:11フィート(3.3 m)
仕様:
•最大重量:................. 26,000ポンド(11,791 kg)
•最高速度:............... 661 mph(1,060 kph)
•天井:.................. 75,000フィート(22,860 m)
•武装:2 x 30 mmの大砲、9,000ポンドの外部
兵器

イギリスのブリティッシュ・エアロスペース社とアメリカのMcDonnell-Douglas社が設計した、世界初の垂直離着陸機(VTOL機)(縦に着陸し、離陸する)。地上部隊と連携して、接近航空支援が可能。空中戦能力もあるジェット攻撃機。

 

㉑ 【AH-1J Sea Cobra】(AH-1Jシーコブラ) 設計:ベル・ヘリコプター・テキストロン

•長さ:44フィート(13.5 m)
•高さ:13.5フィート(4.1 m)
•ロータースパン:44フィート(13.4 m)
仕様:
仕様:
•最大重量:................. 9,979ポンド(4,536 kg)
•最高速度:..... 219 mph(352 kph)
•天井:................... 11,398フィート(3,475 m)
•武装:750のM197 3バレル20 mm銃
4倍のサイズの弾薬に付属のアタッチメント
ミサイル、8倍のHellfireミサイル、またはAIM-9L Sidewinder
ミサイルやズニロケットランチャー

1965年9月7日ベトナム戦争初期に初飛行。イラン・イラク戦争では、イラン側の対戦車(装甲兵器)として使われた。中は前後に席を持ち、外側の左右に兵器搭載用のスタプ・ウイングを持つスタイルで、攻撃ヘリコプターの基準を確立したパイオニア的存在。アメリカ海兵隊は今でも使用している。

 

㉒ 【F-14 Tomcat】(F-14トムキャット) 設計:グラマン

•長さ:18.6 m(61フィート9インチ)
•翼幅:64フィート(19 m)
•高さ:16フィート(4.8 m)
仕様:
•最大重量:................ 61,000ポンド(28,000 kg)
•最高速度:............... 1,544 mph(2,485 kph)
•天井:................... 50,000フィート(16,000 m)
•武装:M61バルカン20 mm大砲、AIM-54フェニックス、Mk83およびMk-84シリーズ爆弾

「Tomcat」(トムキャット)とは「雄猫」の意味。艦上戦闘機。実戦はイラン・イラク戦争と湾岸戦争時。トム・クルーズ主演の映画『トップ・ガン』の中で紹介された戦闘機。

 

㉓ 【Kfir C-2】(クフィル C-2) 設計:IAI(イスラエル・エアクラフト・インダストリー)社

「Kfir」(クフィル)とはヘブライ語で「子ライオン」の意味。「ミラージュ 3」を元に、イスラエルが独自改良をして開発したイスラエル空軍の現用ジェット戦闘機。

日本のアニメ「エリア88」にも登場してくる。

1982年のレバノン内戦、1995年のセネパ紛争(エクアドルとペルー間)、1983~2009年のスリランカ内戦で実戦した。

 

㉔ 【F-16A Fighting Falcon】(F-16A ファイティング・ファルコン) 設計:ジェネラル・ダイナミクス(ロッキード・マーティン社)

•長さ:49フィート3インチ(15 m)
•翼幅:31フィート(9.4 m)
•高さ:5 m(16フィート8インチ)
仕様:
•最大重量:................. 25,971ポンド(11,778 kg)
•最高速度:............. 1,320 mph(2,125 kph)
•天井:................... 55,000フィート(15,240 m)
•武装:M61バルカン20 mm、6倍AIM-9サイドワインダー
ミサイル、6倍AGM-65マーベリック、4倍AGM-88 HARM、4倍
AGM-119ペンギン、舗装路を含む様々な爆弾
シリーズレーザー誘導爆弾およびB61核爆弾

 

F-16は多くの中東の戦場に出向いた。1981年バビロン作戦、1982年レバノン内戦、1990年湾岸戦争、1992年11月27日ベネズエラのウゴ・チャベスのクーデター、1992年・1993年サザン・ウォッチ作戦、1994年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、1999年コソボ紛争、2001年多国籍軍のアフガニスタン侵攻、2003年イラク戦争、2011年リビア内戦におけるオデッセイの夜明け作戦等

1970年代アメリカのSFテレビドラマ・映画の『宇宙空母ギャラクティカ』の架空の宇宙戦闘攻撃機「コロニアル・バイパー」にちなんで「バイパー」というニックネームが付けられている。

 

㉕ MB-339 設計:アエルマッキ

•長さ:36.8フィート(11.22 m)
•翼幅:36.8フィート(11.22 m)
•高さ:12.8フィート(3.9 m)
仕様:
•最大重量:............... 14,000ポンド(6,350 kg)
•最高速度:............... 496 mph(920 kph)
•天井:................... 46,000フィート(14,020 m)
•武装:4,000ポンド(1,815 kg)の兵器
爆弾、ロケット弾、ミサイル

イタリアのアエルマッキ社が設計した高等練習機・軽攻撃機。

イタリア空軍の他、 1982年フォークランド紛争(イギリスとアルゼンチン間)でアルゼンチンが、1998年~2000年アフリカのエチオピア・エリトリア国境紛争でエリトリアが使用した。

 

Concorde (コンコルド) 【旅客機】

設計:イギリスのブリティッシュ・エアロスペース とフランスのアエロスパシアル

•長さ:203.75フィート(62.1 m)
•翼幅:83.7フィート(25.5 m)
•高さ:37.1フィート(11.3 m)
仕様:
•容量:................... 100人の乗客と2.5トンの貨物
•巡航速度:........ 1,350 mph(2,150 kph /マッハ2)
•巡航高度:.... 60,000フィート(18,181 m)
•燃料容量:............ 31,568ガロン(119,500リットル)
•燃料消費量:... 1時間あたり6,770ガロン(25,629リットル)
•範囲:................... 4,300マイル(6,880 km)
•最大重量:........... 408,000ポンド(185,065 kg)
•フライトクルー:............... 3人(2人のパイロットと1人
フライトエンジニア)
•客室乗務員:..............シックス

 

コンコルドはマッハ2の速さで飛行できる旅客機。音速の2倍の速さ。速さ故、摩擦加熱によって、飛行中約8インチ(約20㎝)機体が長くなる。

 

Space Shuttle(スペースシャトル) 【宇宙船】

『Enterprise』エンタープライズ 設計:NASA

 

•長さ:122フィート(37.2 m)
(テールコーン付き):137フィート(41.76 m)
•翼幅:78フィート(23.8 m)
•身長:56.5フィート(17.25 m)
仕様:
•重量:..................... 150,000ポンド(68,180 kg)
•最高速度:................ 310 mph(499 kph)
これはアプローチと着陸テストの間の最高速度でした
プログラム; 企業は時速470マイルを超える速度に達する可能性がある
ボーイング747シャトルキャリア航空機の上(756 kph)。
•天井:....................... 26,000フィート(7,925 m)
これはEnterpriseがリリースした最も高い高度。

『Enterprise』(エンタープライズ)は、NASAが開発したスペースシャトルの1号機。

滑空着陸試験用として開発され任務を果たしたが、実際に宇宙に行ってはいない。

1976年、アメリカ合衆国憲法発布200年を記念し、「憲法」という意味の「Constitution」(コンスティテューション)と名付けられるところだったが、国民からの多数の手紙で『スタートレックの宇宙船“『Enterprise』(エンタープライズ)”と名付けてほしい』との要望に応え、当時の大統領ジェラルド・R・フォード氏が『Enterprise』と名付けた。

 

まとめ

ここまでスクロールして見てくれてありがとう!正直、このページは作成が大変だったけど、現地に行ってせっかく航空機を生で見るチャンスがあるなら、余すところ無く思いっきり楽しんでほしいんだ~!

「見る」➡「すごい~」➡「終わり」

ってのが私がニューヨークで見る一般的な観光客の反応だと思うけど、博物館の本当の楽しみ方って「そうじゃない!!!」展示されているもの一つ一つにその時に生きていた人々の『熱い思い』が込められてる、と私は思うんだよね。

だから、Intrepid Sea, Air & Space Museum (イントレピッド海上航空宇宙博物館)に行ったなら、その『熱い思い』まで感じ取って、自分の心のお土産にして欲しい。

…そんな願いからこのページ作ったのだ。ふ~。現地で展示物の現物と照らし合わせながら使ってね♪

 

イントレピッド海上航空宇宙博物館のチケットの取り方2つ

イントレピッド海上航空宇宙博物館のチケットは事前に準備しておくのがおすすめ。観光の状況に合わせてチケットを購入するおすすめの方法は2つ

①イントレピッド海上航空宇宙博物館のみの単発観光の場合

②イントレピッド海上航空宇宙博物館以外、ニューヨークで観光スポット巡りを考えている場合

複数の観光地チケットが一つになってトータル的にお得なシティパスの利用がお得!

Have a nice trip^^!!
Photographs by https://www.intrepidmuseum.org/AircraftCollection
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