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ウォールストリートという名前は聞いたことある?「The Wolf of Wall Street(ウルフ・オブ・ウォールストリート)」ってLeonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)の映画等でも有名かな?!そう、世界経済の中心地がニューヨーク、「Lower Manhattan(ロウア―マンハッタン)」にある。この中の金融街エリアを「Financial District(フィナンシャル・ディストリクト )」といって、地元ニューヨーカーは『FiDi(ファイダイ)』って呼んでる(この呼び方してたら格好いいかも♪)。

 

ニューヨーク観光に周りたいエリアのひとつなので、今回はこのロウア―マンハッタン、ウォールストリートの歩き方を紹介!

 

世界経済の中心地、「Wall Street(ウォールストリート)」

なぜ「Wall Street(壁の道)」というのか?! それはここを見ればわかる。

これ↑は昔ここに気の壁があったという証拠。1652年、オランダの植民地だったニューアムステルダム(現ニューヨーク)を管轄していたオランダ西インド会社が、先住民族やニューイングランド(ニューヨークの北、ボストンの方)に入植してきたイギリス人からの攻撃に備えて、丸太で防護壁(ウォール)を作ったというところから、ここをWall Street(ウォールストリート)と呼ぶようになった。この防護壁は、14年後の1966年に取り壊された。

この地に来たら、この壁の跡を見るのがニューヨーク観光のポイント!

 

New York Stock Exchange【NYSE】 (ニューヨーク証券取引所)

日本のニュースなどでもよく耳にする「ニューヨーク証券取引所」、英語でなんて言うか知ってた⁉「New York Stock Exchange」略して「NYSE」。もしここに行きたいときは近くの人に英語で聞かなきゃだから覚えといてね。

使える英会話:

How can I get to "New York Stock Exchange"? 「ニューヨーク証券取引所へはどうやっていくのですか?」

 

New York Stock Exchangeは1792年に24人で始められた、アメリカで最大の株式取引所。世界ではロンドン証券取引所の次に歴史のあるところ。上場する審査が、世界一厳しいと言われている。1903年にジョージ・B・ポストによって古代ギリシャ神殿の様なデザインで作られた。通常、大きなアメリカ国旗が掲げられている。関係者しか中には入れないので、外から綺麗な建物の写真を撮って!

冬には大きなクリスマスツリーが出てロマンチック❤

Federal Hall National Memorial (フェデラル・ホール・ナショナル・メモリアル)

ここに立っている銅像こそ、アメリカ初代大統領George Washington(ジョージ・ワシントン)!

なぜここにワシントン像があるかというと、ここは、1789年4月30日にジョージ・ワシントンがこの地で大統領就任宣誓をした事を記念するホールだから。始めはここには市庁舎があった。1788年にはFederal Hall(連邦政府ホール)になって、ニューヨークがアメリカ初の首都になった。1842年に税関として現在のドーリア様式で建て直されて、1955年にはNational Memorial(国定記念物)になった。無料の博物館でミューヨークの植民地時代から建国時代の歴史上の遺品が展示されている。

 

Trinity Church (トリニティ教会)

ニューヨーク最古の教会。すぐに目につく美しいゴシック様式。

1697年ウィリアム3世が英国国協会として建て、のちにパブリックスクール(現:トリニティ・スクール)、1754年キングス・スクール(現:コロンビア大学)が併設されたのちEpiscopal Church in the United States of America(アメリカ合衆国監督教会)になった。1776年アメリカが独立宣言をした年、この教会は火事にあって焼失。

 

1790年建て直されたものの、倒壊の恐れがあるとのことで取り壊しになる。1846年、建築史学者リチャード・アップジョンによって現在のゴシック様式のデザインで再建された。1976年、アメリカの国指定歴史建造物に指定された。

 

City Hall (市庁舎)

1810年から1812年にかけて、フランスの建築家ジョセフ・フランソワ・マンギンによって建設されたフレンチルネッサンス様式の建物。アメリカ国定歴史建造物、国家歴史登録財になっていて、1966年には外装が、1976年には内装がニューヨーク市歴史建造物に特定された。2階のGovernors Room(ガバナーズ・ルーム)は博物館で、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンが使用していたデスクなどを展示している。

 

この近くの『City Hall』という地下鉄の駅はBrooklyn Bridge(ブルックリン・ブリッジ)への最寄り駅。ブルックリン・ブリッジを渡りたいときはこの駅を利用。

 

日本でいう『日銀』、Federal Reserve Bank【FRB】

Federal Reserve Bank【FRB】(フェデラル・リザーブ・バンク)は日本でいうところの『日銀』に当たる連邦準備銀行というところで、アメリカの金融界のボス的存在な場所。紙幣を作ったり廃札したり、金(きん)を保管・供給していたりする。地下の金庫には約7000トンの金塊が保管されているそうで、この貯蔵量は世界一。約60分の無料のツアー(英語のみ、16歳以上限定)があって、金の貯蔵庫、ドル通貨の歴史などを見ることができる。予約はウェブサイトから。当日は印刷したチケットと身分証(パスポートが良いと思う)が必要。厳しいセキュリティがあるので無駄なものは持ち込まないように。

 

World Trade Center (ワールド・トレード・センター)

1921年から1966年まで「Radio Row(ラジオ・ロウ)」と呼ばれるラジオや電子機器の販売していた場所に、1966年日系アメリカ人建築家のミノル・ヤマサキの設計によってWorld Trade Center(ワールド・トレード・センター) (世界貿易センター)が建設されることになった。1973年に完成したツインタワーは、2001年、9/11 Attacks(アメリカ同時多発テロ事件)の標的となった。2002年から再建工事が始まり、2006年に7WTC、2011年に9/11メモリアル、2013年に4WTCが完成した。2014年National September 11 Memorial & Museum(9/11メモリアル&ミュージアム)がオープン、11月1WTC、2015年に104階建てで全米一の高さを誇るOne Worldが完成した。

 

私はNational September 11 Memorial & Museumに行くと当時の事が思い出されて、涙が出てくる。

 

でもその後に新しく完成したビルOne Worldの展望台からニューヨークの街を見渡すと、「たくましく生まれ変わったNYの新世界」に感動する。NYにとって歴史深い場所。時間があったら必ず寄ってNYの歴史を肌で感じてほしい。

 

新ショッピングモール、Oculus(オキュラス)=「眼(eye)」(ラテン語)

まとめ

ウォールストリート「金融街」の観光はNYの歴史を深く知れる建物に沢山会える。植民地時代のNY、建国の父の初代大統領が大統領就任宣誓をしたNY、テロの標的にされたNY、世界経済の中心のNY、ロウア―マンハッタンを知らずしてNYは語れない!新旧いろんな顔のNYを楽しんで!

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