スポンサーリンク

ニューヨークのUpper East Side(アッパーイーストサイド)のMuseum mileという道にある。このMuseum mile沿いには有名な⑦つの美術館(①The Frick Collection, ②The Metropolitan Museum of Art, ③Neue Galerie, ④Solomon R. Guggenheim Museum, ⑤Cooper Hewitt Smithsonian Design Museum, ⑥The Jewish Museum, ⑦Museum of the City of New York )があって、Art好きの人には外せない場所!中でもThe Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)通称『MET(メット)』は世界3大美術館のひとつとして、とっても大きな美術館。じっくり見ていると1日では回れないので、ポイントを押さえたMETの回り方を紹介!

 

※あくまでも私の方法なので、好きなところがあったら自由に見てね!その際は事前に館内マップを見て計画を立てておくと疲れずに回れるよ。

 

※The Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)を含むニューヨーク観光を計画しているなら『City Pass』がお得な場合があるので、自分の観光プランと合わせてチェックしてみてね。

 

METの場所・時間・休館日

場所:Upper East Side(アッパーイーストサイド)。住所は、1000 5th Ave, New York, NY 10028。

地下鉄:④・⑤・⑥線「86st」駅より徒歩約10分

時間:10:00~17:30(金・土 ~21:00)

休館日:1/1、5月の第一月曜日、Thanksgiving、Christmas

 

METを効率よく2時間で回る方法

まず、MET美術館内のMapをゲットする。オンラインはこちらpdf版はこちら

 

入口を入ったら1階をまず左に進んでいくと、「Greek and Roman Art(ギリシャとローマ美術)」がある。

https://www.metmuseum.org/-/media/files/visit/the-met_fifth-avenue-map.pdf より

 

ここで『Yourhful Hercules(若かりしヘラクレス)』(A.D.69~96年:作者不明)を見る。ギリシャ神話の最強の英雄と言われるヘラクレス。左手に持っているのは戦ったライオンの毛皮なんだとか。ネロ皇帝の公衆浴場の為に作られたらしい。

 

1階の地図上、上方向を目指して、「European Sculpture and Decorative Arts(ヨーロッパ彫刻・装飾美術)」で『Ugolino and his sons(ウゴリーノと息子たち)』(1865~67年:Jean-Baptiste Carpeaux/ジャン=バティスト・カルボー)を見る。ダンテの『新曲』で、飢えた父親に子供たちが『僕たちを食べて!』と訴えている作品。父親の複雑な表情に引き込まれる。

 

そのまま地図上の左に進んで、「Modern and Contemporary Art(近代美術)」の部屋へ。ここでMarc Chagall(マルク・シャガール)の 『The Lovers (恋人たち)』の温かいタッチと色使いにウットリ。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/489971 より

 

「Modern and Contemporary Art(近代美術)」の部屋から今度は階段で2階に上がる。

https://www.metmuseum.org/-/media/files/visit/the-met_fifth-avenue-map.pdf より

 

「Modern and Contemporary Art(近代美術)」の部屋の続き。ニューヨークでポップアーティストとして活躍したAndy Warhol(アンディ・ウォーホール)の『Self-Portrait(自画像)』(1986年)は外せない。本人が亡くなる前に描いた最後の自画像。著作権上画像は出せないので現地で見てね。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/484952 Andy Warhol(アンディ・ウォーホール)の『Self-Portrait(自画像)』(1986年)

 

その後、地図上の下へ行くと「19th and Early 20th-Century European Paintings and Sculpture(19世紀~20世紀初期のヨーロッパ絵画・彫刻)」の部屋へ。ここでも有名な絵を押さえておきたい。

 

Pierre-Auguste Renoir(ピエール=オーギュスト・ルノワール)の

The Daughters of Catulle Mendès, Huguette (1871–1964), Claudine (1876–1937), and Helyonne (1879–1955)

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/438014 より

 

Vincent van Gogh Dutch(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)

『Self-Portrait with a Straw Hat (obverse: The Potato Peeler)(麦わら帽子の自画像)』1887年

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/436532 より

 

Edgar Degas(エドガー・ドガ) French、初期の作品、

『The Dance Class(ダンス教室)』1874年

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/438817 より

 

 

次に、部屋を移動して「European Paintings, 1250–1800(ヨーロッパ絵画)」の部屋で見たいのが、

Johannes Vermeer Dutch(ヨハネス・フェルメール)の

『Study of a Young Woman(少女)』1665~67年

『真珠の耳飾りの少女』に似てる関連作と言われているけどちがうもの。どちらも同時期の代表作。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/437879 より

 

また部屋を移動して今度は「The American Wing(アメリカン・ウィング)」の部屋へ。

Emanuel Leutze(エマニュエル・ロイツィ)

『Washington Crossing the Delaware(デラウェアを渡るワシントン)』1851年

これは、独立戦争の際にアメリカを勝利へと導いた当時将軍のワシントンがデラウェア川を渡るという、アメリカ人にとって誇らしい歴史的な瞬間を描いた作品。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/11417 より

 

「The American Wing(アメリカン・ウィング)」の部屋から1階「Arms and Armor(武器・鎧よろい)」の部屋へ移動。

https://www.metmuseum.org/-/media/files/visit/the-met_fifth-avenue-map.pdf より

 

Kunz Lochner(クンツ・ロックナー)の

Armor for Man and Horse(人と馬のための鎧)を見る。中世の騎士の実際の様子を再現しているとあって、近くで見ると迫力がある。歴史を感じるArt。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/35739 より

 

最後に「Egyptian Art(エジプト美術)」の部屋に行くと、メトロポリタン美術館の非公式マスコットの『William the Hippo(カバのウィリアム)』に出逢える。古代エジプトではカバは水中の怪物として人々に恐れられていたらしい。

https://www.metmuseum.org/blogs/now-at-the-met/2017/how-william-hippo-got-his-name より

 

どうしてこのカバの名前がウィリアムなのか⁈応えはこちら(英語)に

 

メトロポリタン美術館のお土産

ショップは地価と2階にもそれぞれあるけど、1階ロビーのすぐそばにあるのがメイン。美術館で見た思い出作品のものを見つけてみて!カバのウィリアム君グッズもあったりするよ。

 

メトロポリタン美術館のカフェ&レストラン5つ

メトロポリタン美術館の楽しみ方として、美術館内にあるカフェやレストランでまったり過ごすということもできる。

 

①Great Hall Balcony Bar(グレートホール・バルコニー・バー)

正面入り口を入ったところの2階のバルコニーにあるカフェ&バー。メトロポリタン美術館内でお茶できるなんてなんとも優雅な気分。タイミングが良ければクラッシックの生演奏も聞ける。

時間:カフェ:日曜日〜木曜日、午前10時〜午後4時45分。 金曜日と土曜日、午前10時から午後3時30分

場所:大ホールを見渡す2階のバルコニー。

 

 

②American Wing Cafe(アメリカン・ウィング・カフェ)

時間:月曜日〜木曜日、日曜日:午前10時〜午後4時30分, 金曜日と土曜日:午前10時から午後8時15分

場所:1階チャールズエンゲルハードコート。地図で見る

 

 

③The Cafeteria(カフェテリア)

地下のセルフサービスのカフェ。値段はお手頃なのが嬉しい。幅広い品揃えの家族向けのダイニング。

時間:
月曜日〜木曜日:午前11時30分〜午後4時
金曜日と土曜日:午前11時30分 - 午後6時
日曜日:午前11時30分〜午後4時

場所:1階、中世会館の後ろ、または2階ヨーロッパ絵画館の後ろからアクセスできる。地図で見る

 

④The Petrie Court Café(ザ・ペトリコート・カフェ)

時間:毎日  午前11時30分〜午後4時

場所:1階西側のキャロルとミルトンペトリヨーロッパ彫刻コート。地図で見る

 

⑤Cantor Rooftop Garden Bar(カンタ―・ルーフトップ・ガーデン・バー)

https://www.metmuseum.org/visit/dining/#roofgardenbar よ

 

時間:季節限定で、4月中旬から10月まで営業(天気が良い場合)。
日曜日〜木曜日:午前11時〜午後4時30分
金曜日と土曜日:午前11時 - 午後8時15分

場所:アクセスは1階の「近代美術」近くのエレベーターで5階へ。地図で見る

 

※American Museum of Natural History(アメリカ自然史博物館) を含むニューヨーク観光を計画しているなら『City Pass』がお得な場合があるので、自分の観光プランと合わせてチェックしてみてね。

スポンサーリンク
おすすめの記事