いよいよBrooklyn Halfマラソン当日。この日の天気予報では、日中気温は30℃(86℉)ぐらいまで上がるらしく、NYRRのウェブサイトでも、水分補給など熱中症対策をしっかりするようにと注意されていた。
でも朝はこの通り霧霧霧で遠くは見えない状況だった。↑写真はGrand Army Plaza(グランド・アーミー・プラザ)にある第35代アメリカ大統領ジョン・F. ケネディさんの銅像。台座には『Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country 』(あなたの国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国のために何ができるかを尋ねてみて)という就任演説での有名な一節が彫られている。
ブルックリン・ハーフ・マラソンのランナーはWave1とWave2の2グループに分かれていて、スタート位置も別。Wave1の方が比較的タイムの早い人。今回約20,000人が参加しているというのだから、こういった交通整理はとっても大事だね。
↑スタート地点に行く前に人だかり・・・
↑参加者ランナーは全員このセキュリティーをくぐらなければいけない。ニューヨークは安全第一を一番に考える。
↑スタート地点は、一般道路にはフェンスが置かれ、一般の人は入れない。多くの警察も警備で出動。大勢の人の協力の元、万全の態勢。
↑スタート地点前。人、人、人だかり。そりゃそうか。ブルックリン・ハーフ・マラソンがスタート!行ってきま~す♪
↑走っている途中は写真が撮れず、いきなりゴール後の写真。メダルがもらえた!単純に嬉しい~♪
この日は本当に暑くて、この後私は熱中症になった…。
これは初めてみたんだけど、この青いケースの中の冷たい水に浸かった白い布をボランティアの人たちがゴール付近で配ってくれていた。頭に巻いたり、汗を拭いたり、クールダウンできて本当に助かった!マラソン大会主催者の方、夏のマラソンにこれはおススメなので是非使って!
↑ランナーのRecovery Zone(リカバリーゾーン)という場所があったので覗いてみた。誰かマッサージ師さんとかがマッサージをしてくれるのかと期待したけど、テントの中では、フィニッシャー(ゴールした人)達が自分でストレッチをしていたよ。わざわざテントの中じゃなくてもストレッチできるのでは?と心の中で突っ込み。まあ、人それぞれね。
↑この背景の前で記念写真をとるフィニッシャーが沢山いた。
↑ここでは2001年9月11日のテロの際に活躍した消防士さん達を紹介していたよ。
↑『After Party(アフターパーティー)』という何やら楽しそうな音楽の流れるところを発見!気になるので行ってみた…。
↑多くのフィニッシャーがくつろいでる~!
↑ここは普段は『Brooklyn Cyclones(ブルックリン・サイクロンズ)』というブルックリンに本拠地に置く、アメリカのマイナーリーグのプロ野球チームの『Maimonides Park(メイモナイズ・パーク)』と呼ばれるスタジアム。
サイクロンズはアメリカのマイナーリーグのプロ野球チームで、MLBのニューヨーク・メッツ傘下だよ。
ちなみに『サイクロンズ』とは、この近くのルナパークという遊園地にある、現存する最古のローラーコースターの名前。そのローラーコースター今なお現役として走っていて、乗ったことがあるけど、古くてガタガタいうのが本当に怖かった!もちろんメンテナンスはしてると思うけど、色んな意味で怖い。お好きな人は乗ってみて。
↑女の人がバットの様な巨大カクテルグラス(?)を持っていたのが気になった。
↑ホットドック、ハンバーガー、ビールなんかが売ってたよ!
↑走った後に究極にお腹が空いて、ホットドックをペロリ。・・・足りずにこの後にもっと食べたけどね。
快晴!でも気温が高くて日影じゃないと本当に暑かった。
↑『Brooklyn Cyclones(ブルックリン・サイクロンズ)』の球場なので、チームのグッズのお店もあったよ。
↑イベント後『Mile13』の看板を片付けてた。Mile13が 見えたらあと0.1Mile(160m位)なんだけど、体力を使って走ってきた最後のその0.1mileはとてつもなく長く感じるんだよね。
実は今回、悲しいことが起きてしまったんだ。今回のブルックリン・ハーフ・マラソンで、32歳のランナーの1人がゴール直後に亡くなってしまったんだって。原因は分かってないけど、暑かったからかなあ。それとも今回のコースは平たんな道のりだったから記録を出そうと頑張り過ぎちゃったのかなあ…。結構速いタイムでゴールした人だから、普段から走ったりトレーニングしていた様な人だと思う。
何が言いたいかって、どんなに健康に気を使ってる人でも、いつどこで体調を崩すか分からないということ。どんな人でも、自分は大丈夫と思わず、もしも少しでも体調が悪くなったら、無理をせずしっかり休む勇気を持って欲しい。記録とかよりも何よりも、健康、命が一番大事。命無かったら走ることができなくなっちゃうからね。
ご冥福をお祈りいたします。
どうか今後多くのランナーが健康に走れますように…☆