ニューヨークのマラソンで11月のNYCシティマラソンが有名だけど、New York Road Runners(NYRR)が運営するマラソンイベントでブルックリンを走る『Brooklyn Half』(ブルックリンハーフ)っていうのもニューヨーカーの中では有名なマラソンイベント。”ハーフ”なので、フルマラソン(26.2mile/ 42.195km)の半分の距離。マイルでは13.1mile、キロでは約21kmの距離、ブルックリン区を走る抜けるマラソンイベント。
いつも人気で抽選だけど、今年は運よく当たったので走ってみることにしたよ。コロナで中止していたから3年ぶりの再会で、今回は記念すべき40回目の開催なんだとか。
走る前日までに、Bib(ビブ/ゼッケンの事)を取りに行かなきゃいけないんだ。いつもNYRRのマラソンはマンハッタンのコロンバスサークル近くのNYRRオフィスに取りに行くんだけど、今回はNYRRオフィスではBibを配ってないらしく、ブルックリンの会場まで行かなくてはいけなかった。『Brooklyn Half』ってマラソンだからね、Brooklynを盛り上げたいのかな。みんなでBrooklynに行こう!
ちなみにゼッケンは英語ではない(ドイツ語が由来らしい)。ゼッケンを頑張って英語っぽく発音したところで通じないので注意。マラソンのゼッケンは英語で『Bib(ビブ)』だよ。ちなみにあかちゃんの”よだれかけ”も同じ『Bib』。
Bib(ビブ)の受け渡し会場はブルックリンのBrooklyn Bridge Parkにある『Pier2』という所。結構不便なところにあるでしょう。多くの人は上の地図の赤の地下鉄駅から行くと思うけど、私は裏ワザ(⁈)でNYC Ferry(フェリー)でロ―ワ―マンハッタンの『Wall St(ウォールストリート)』というフェリー乗り場から船で行ったよ。この行き方知ってた人は、なかなか通なニューヨーカー! 覚えておくと便利だよ。
ちなみに、NYC Ferry(フェリー)は、『East River Route(イースト・リバー・ルート)』というルートのフェリーで『Wall Street』という所から、『Dumbo』という所で降りる。若干8分のフェリーの旅。正直もっと乗っていたかったけど…。
↑地図ではここがマンハッタン側の乗り場ね。
このフェリーはNYCが運営しているので、片道$3弱(地下鉄価格)で乗れるという有り難いもの。ニューヨーカーは通勤でも使っている便利な手段。晴れた日は観光でも使うと最高よ!
↑そしてあっという間に着いたここがPier2。この日は『Party会場』ってことでBibの引き渡しをパーティーにしちゃうところがニューヨークっぽいよね。
NY名物フードトラックもあったよ。
フレンチフライの香り漂うフードトラックの誘惑が激しい。
↑こちらはStaten Islandから来ている、アメリカ人が大好きなMac & Cheese(マックアンドチーズ)のフードトラック。
Pier2はブルックリン側からロ―ワ―マンハッタンのビル群が見れる景色の良いところだよ。
『BIBS』というのがBib受け渡しはこちらっていう看板。
ステージでバンドがBib受け渡しイベントを盛り上げてくれていたよ。何度も言うけど、Bibを取りに行くだけなのになかなか大げさ。でもそれがニューヨーク流。笑
このBib受け渡しパーティーはマラソン前の3日間しかなかったから、多くの人が一気に来ていたイメージ。
↑ここで登録した名前を伝えるとBibを貰える。室内はマスク着用必須。屋外は外している人がほとんどだったけど。
↑これは、今回のBrooklyn HalfマラソンのオフィシャルTシャツを配っている所。自分の希望のサイズの所に行ったらもらえるよ。
↑Tシャツの試着(おそらく体に当てる程度)もできるみたい。
『パーティーはこちら』と誘われる…。とにかくイベント大好きなニューヨーク。コロナが落ち着いてきて本当に良かったね。
↑コレ、私的に結構大事な地図。『Elevation(エレベーション)』というのが『標高』を表してくれている。今回のコースには2回大きなアップダウンがあって、その後のハイウェイは、ひたすらま―――――――っすぐのコース。これが頭にあった方が走っているときにペース配分ができる。
ブルックリン美術館近くのプロスペクトパークから始まって、観光地でも有名なグランドアーミープラザを通り、オーシャンパークウェイに沿って走って、アメリカ最古のリーら―コースターのある遊園地や、ホットドッグ早食いのNathan'sで有名なコニーアイランドビーチのボードウォークがフィニッシュライン。13.1Mile(21Km)ってやっぱり長いねえ。でも眺めはとっても良さそう!頑張ろう。
1Mileを走るキッズランもあるらしい。
ちなみに、ブルックリンハーフマラソンに参加できないランナーは、5月14日から5月22日まで、世界中のどこからでも自分の都合の良いときにレースに参加できる『バーチャルブルックリンハーフ』ってのがあったらしい。日本から走った人居る?!
↑私が感動したのはコレ!今回走るランナーの名前が書かれている壁!私も自分の名前を見つけて嬉しかったよ!やる気MAX!!
あっという間に日が暮れたけど、ブルックリンから見るロ―ワ―マンハッタンのビル群は迫力があって美しい。
↑そんな夜景を背景に映える写真が撮れるスポットがしっかりある。
↑あっという間にPartyも終わっちゃったけど、Brooklyn Halfマラソンに向けてやる気と元気をたくさんもらったBib受け渡しPartyだった~!楽しみ!