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2020年3月のニューヨークのロックダウンから約6か月が経った。まじめにロックダウンから『ステイホーム』で引きこもっていた私がついにニューヨークの公共交通機関MTAの地下鉄とバスを使ってみた。6か月も引きこもっているともはやここがニューヨークなのか何なのか分からなくなってきていた。

(とはいっても知り合いの車等での移動はあったけど)

 

6か月ぶりのNYの地下鉄とバス

2020年、ニューヨークの地下鉄の今

さあ、6か月ぶりにニューヨークの共交通機関の地下鉄とバスを使ってみた。

 

何年もニューヨークに住んで、地下鉄とバスを利用していたとはいえ、6か月というブランクがあると、現状を知らなかったので、ちょっと緊張する。今のニューヨークの地下鉄はどうなっているの?

 

私が乗った昼過ぎは、ピークではなかったようで、結構空いていた。と言うかこの車両はガラガラ。はぁ、私の様にまだ『ステイホーム』、『リモート作業』をしている人は沢山いるのだろうと感じた。

 

今まで24時間運営していたニューヨークの地下鉄は、現在1am~5amの真夜中の間にコロナの影響で清掃作業が入ることになっている。その為か、久しぶりに乗ったニューヨークの地下鉄は綺麗で驚いた。(以前ニューヨークの地下鉄は汚い印象だった)

 

椅子も、窓も、手すりも”ピカピカ”している感じ。とはいえ利用する人は居るので、MTAは乗車後の手洗いを推奨している。

 

↑人は乗っているけど『密』にはなっていない。MTA(NYの交通機関の独立法人/メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ)は、乗客全員にマスクの着用を求めていて、みんなキチンとマスクをしているのが印象的。『自由の国』でも”規則”は守るニューヨーカーが好きだ。

 

2020年、ニューヨークのバスの今

こちらはニューヨークのバス内部(2020年8月)。まぁまぁ人は乗っているけど、やはりニューヨークの地下鉄同様、みんなマスクをしっかり着用している。(と言うか、マスクをしていないと乗せてもらえない)

 

 

↑マスクをちゃんとしていないと、まわりのニューヨーカーから冷ややかな目で見られるし、注意されるので気を付けよう。みんなしっかり守っているよ。お互いを想う気持ちが強い、心優しいニューヨーカーが大好きだ!

 

コロナ禍の今、NYのバスは無料

ニューヨークのバスは、コロナ禍の今、後ろのドアから乗って、料金を払おうとしたら他の乗客に、払わなくていいんだよと教えられ、払わずタダで乗れた。(MTA英語ウェブサイト)

 

バスの真ん中にビニルがあって↑、運転席には近づけないようになっている。しかし、足の不自由な人や、車いすの人は、バスの前のドアは乗降車時に下がる仕組みになっているので、そういった人たちだけ、前のドアから乗車するようになっている。

 

飛沫を懸念してか、話をする人は少ない印象。静かな車内。

 

NYの公共交通機関、地下鉄、バスの現在まとめ

2020年、3月、4月、一時期ニューヨークは世界一コロナウィルス感染者の多い所となった。病院もパンク状態で、先の見えない状況にニューヨーカー達は不安でピリピリしていた。

 

あれから約6か月が経ち、クオモ州知事の元、少しずつ元のニューヨークに戻ろうと、ニューヨーカー達が一丸となってコロナに耐えているのがニューヨークのリアルな生活だった。住んで居て、周りを見てみると決りを守るニューヨークの人たちは真面目な人たちが多いなあと思う。

 

他の州や他の国ではマスクの着用が定着して居ないという所も多い様だけど、ニューヨーカーは肌感覚的に7~8割の人たちはちゃんとマスクを着用している。(残りはアゴにマスクをしていたり…。)

 

私は花粉症もあって、特に春はマスクを付けたくて仕方なかったけど、以前のニューヨークは『マスク』=病院から出てきたばかりの重病患者』といった目で見られているようで、なかなかマスクをつける勇気が無かった。

 

でも今のコロナ禍のニューヨークではニューヨーカーはみんなしっかりマスクを着用している。というか、マスクをしないと地下鉄やバスに乗せてもらえないし、スーパーマーケットなどでもマスクをしていないと店内に入れてもらえなく、注意されるのでみんな付けるか必ず持っている。

 

マスク文化が当たり前のアジア人にとって良いマスク文化になっていると個人的には思っている。ただ、夏はマスクは暑いし、こんな制限のあるコロナ生活は早く終わってほしいと切に願う。

 

今は仕方ない、耐えることが一番の近道。ニューヨークも頑張ってるよ!

 

 

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