スポンサーリンク

慣れたら簡単でとっても便利なニューヨークの地下鉄の乗り方を写真付きで解説!眠らない町ニューヨークの地下鉄は24時間営業!マンハッタンはオフィス街でもあるから、まずは、観光の時などは通勤ラッシュに当たらないようにするのが、ニューヨークの地下鉄を乗りこなすコツ!また、深夜は電車の本数が減るから注意。

 

ニューヨークの地下鉄の歴史 昔と今

1970年代は地下鉄の電車の中も外側もホームの壁も落書きでいっぱいだったといわれるMTAのニューヨークの地下鉄。1994年に当時のルドルフ・ジュリアーニNY市長がBroken Windows Theory(割れ窓理論)をもとに、ニューヨークの治安改善に取り組んだ。

Broken Windows Theory(割れ窓理論)とは、建物の窓が割れているのを放置したままにしておくと、その地域に誰も関心を払っていないというサインになって、犯罪率が上がるというデータを基にした理論。現にジュリアーニ市長の政策後、地下鉄の落書きも消され、綺麗になったニューヨークの地下鉄では犯罪率も下がったそう。

治安の悪かった昔じゃ考えられなかったんだろうけど、今じゃ電車の中で居眠りしてる人も結構いるからね。安全になったよ。でも未だに観光客はスリなどで狙われやすいから、電車の中ではバックは握りしめて居眠りしないように注意!!

ニューヨークの地下鉄の乗り方

①色別、駅の入り口の見分け方

地下鉄の入り口には写真のような丸いボールの様なものが付いたポールがたっている。ボールの色別に入口の意味が変わっているので注意してみてみよう。

24時間有人ブースがある。
出口専用。たまにメトロカードがあれば入れるところもある。
黄色 昼間と平日のみブースにMTAスタッフが居る。

②メトロカードを購入して、改札を通る

券売機でメトロカードを購入したら、改札口でカードをスワイプして

エントリーサインのグリーンのランプが付いたら、回転式バーを回して改札を通ることができる。(※画像の場合『PLEASE SWIPE AGAIN』と表示されているので、もう一度スワイプ)

メトロカードのスワイプはまっすぐにして、早すぎず遅すぎず丁寧にスワイプ。

 

③ホームでは行先を確認

縦に長いマンハッタンの地下鉄の表示では、現在地よりも北に行く電車は『Uptown』(アップタウン)行き、南は『Downtoen』(ダウンタウン)行き、となっているので、目的地がどっちなのかを確認。

※真夏のホームはサウナのように熱いのでなるべく早く電車に乗れるように前もって計画しておこう!

 

④乗車

日本とは逆で、乗客のほとんどは窓を背にして、電車の内側を向いて乗車。良くも悪くも、いろんな状況が起きた時にとっさに対応できる乗り方。

お年寄り、子供、女性には席を譲るのが暗黙のルール。というか自然にできるニューヨーカーは本当心が優しいんだなあといつも感心。

電車には、路線名、急行・各駅停車等の情報が表示されているのでしっかりチェック。

 

⑤下車

NYC地下鉄内には、現在地が表示される。『This is』の所の表示は、今電車が止まっている駅。画像左側では、この電車が『Local』(各駅停車)、『Rライン』ということが分かる。

電車が走っている間はここ↑にも 『THE NEXT STOP IS』の所に次の停車駅が表示される。もちろんすべて英語だけど、頑張ってしっかり確認してね!

Exitの看板の方向に進めば地上に出られる。乗換の場合は、乗り換えたい路線のマークのある看板に沿って移動。

この『EXIT』サインがあるところが出口。

この頑丈なゲートも出口。鉄のパイプたちがとても重いけど、ぐっと押して回して出てね。

 

降車時はメトロカードのスワイプはしなくて良い。メトロカードのスワイプは乗車の時だけ!

ニューヨークの地下鉄、乗車時のマナー・注意点

  • 混んでるときは『Excuse me』(エクスキューズ ミー)と声をかけながら移動。コミュニケーションをとるのが大好きなニューヨーカーは無言の人には冷たくしてくることがあるので注意。逆に”意思表示”をはっきりして、『私はここに行きたい』(I'd like to go to …)とか、『手すりにつかまらせて』(Please let me hold the handrail)  なんて時に声をかけると助けてくれることもある。とにかくアイコンタクトだけでも充分なので、ニューヨーカーとはコミュニケーションを忘れずに。

 

オフィス街のニューヨーク・マンハッタンにももちろん”通勤ラッシュ”がある。通勤時間帯(朝7:00am~9:00amごろ、夕方4:30pm~7:30pmごろ)。人が多くて体力消耗するので、できるだけ通勤ラッシュを避けるようにNYC地下鉄を利用しよう~!

 

  • たまに地下鉄内でパフォーマンスをする人が居る。許可を取ってパフォーマンスをしている人もいればそうでない人もいる。もしじっくりとパフォーマンスを見て楽しんだなら$1でも良いから払ってあげてね。

 

  • ニューヨークの地下鉄にはいろんな人が乗ってくる。麻薬中毒付けのホームレスの人が「お金を恵んで~」と言ってきたり、夜中には酔っ払いが乗ってきたリ…。ちょっとでも「この人変?」と思ったら”さりげなく”離れてね。私はニューヨークの地下鉄内で注射器をポケットに入れてる人(医療用であってほしいけど…)に遭遇してドキドキしたことがある。どんな時でも自分の身は自分で守らなければならないのがニューヨーク流だよ。

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事