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雨の日マラソン大会って参加する?!やめる?
今回『Poland Spring Marathon Kickoff (5M)』という、Poland Springというお水会社がスポンサーのマラソン大会に参加エントリーしていたんだ。しかし前日に確認すると天気は100%雨。。。雨の日にマラソンを走ったことが無いので正直不安でいっぱいになった。
雨の日だからマラソンレースの参加をやめる?!まだ5マイルだからいいけどさ、これがもしフルマラソン42.195km(26mile)だったらどうする?今日のこの日の為にどれほど練習してきた事か振り返ったら、レース不参加の決断を下すことはとてもツライ。。しかし雨に濡れながら走るなんて何が楽しいのか???
2018年のボストンマラソン、雨のマラソンレースの歴史
雨ランと言って思い出されるのは、元公務員市民ランナーで2018年4月のボストンマラソン優勝者の川内優輝さん。2018年のボストンマラソンといえば、激しく冷たい雨、強風、気温3度という過酷なレースだったにも関わらず、世界中の優勝候補選手を逆転で追い抜いて日本人の川内さんが優勝してしまったんだからスゴイことだよね。
川内優輝さんに学ぶ雨マラソンの楽しみ方
2018年のボストンマラソンはエリートの招待選手41人中、半部以上の23人が途中棄権していた。しかしそんな中でも市民ランナー参加者2万5822人のうち95.5%は完走していたんだってさ。川内優輝選手は市民ランナー上がりということで、一般ランナーの気持ちも分かる人なんだね。
うん、私も一般人だから気持ちわかるわ~。だってさ、「この日の為にどれほどの時間をかけてトレーニングしてきた事か⁈」って振り返ったら、雨だろうが嵐だろうが走りたいって思うのが市民ランナーだよ。やっぱり雨でも走ろう!
って心が決まったら雨の日マラソンの準備、服装、心得をしっかり予習して雨の日レースを制覇してみよう~!!
雨の日マラソンの【前日】準備・服装
大会の開催を確認
自分では「雨の日でも気合入れて走るぞ!」と決めても、大会主催者があまりにもひどい雨の場合マラソン大会を中止することがある。今回私が参加したマラソンも前日にこんな報告がホームページに載っていた。『雨』って自然の事だからどうなるか分からない。大会のホームページやSNSは随時チェックするようにしよう。
雨マラソン服装
実際使って分かった!雨の日に役立つマラソンの服装を紹介するね。この準備の差がレースを楽しめるかどうかの差になるでしょう。
レインスーツ / ポンチョ
Frogg Toggs All Sport Rain Suit(上下セット)
EZRUN Women's Waterproof Hooded Rain Jacket (ジャケットのみ)
EZRUN Men's Waterproof Hooded Rain Jacket (ジャケットのみ)
できれば1つは持っておきたい、通気性の良いスポーツ用レインスーツ。雨って足が濡れるのでパンツ付きが一番いい!
しかしレインスーツを持っていなくても大丈夫!
このペラペラの安いポンチョが大活躍!amazonでも買えるけど、ニューヨークの99セントショップなんかでもおいてるからチェックしてみてね。これにパンツ付きだったら尚良し。
雨がひどすぎる場合(中止になるかならないかの瀬戸際の大会の時)、こんなレインスーツのパンツだけを履くのも良いと思う。だけどビニール素材がしっかりし過ぎてマラソン走るには重たいのがちょっと難点。
吸汗速乾性ロングシャツ
Nike Women's Dry Element Running Top
走る時に邪魔になるから、体にピタッとしているデザインが良い。それでかつ雨の日は湿気もあって汗もかきやすいのですぐに乾く素材にこだわる。…ってなると私はいつもNIKE RUNのブランドに行きつく。好き嫌いあるからこの手の商品だったら何でもいいんだけど、NIKEマジでおすすめ。使うと神さに気づく。
カイロ
雨の日は寒くなるのでカイロがありがたい。”使い捨て”だと、レース前に躊躇なく捨てることができるから、かなり使える。
私はいつもこっちのお得用を買って冬の間中使う。
グローブ
このグローブ、寒さ対策だけじゃなくてウォータープルーフ機能もついているので一石二鳥!エイドステーションでの水分補給時にも濡れることあるしね。雨の日は冷えるからこれ本当に助かるよ!
雨の日マラソン【当日】心構え
荷物を持って行かない
ニューヨークのマラソンはだいたいのレースで荷物を預けられる『Bag check(バック・チェク)』というのがある。がしかし、マラソン当日は走ったらすぐ帰って着替えるのがニューヨークランに適している。なぜなら、Bag checkだけで1時間近く並ぶことがあるから。
寒い日だったら、マラソンスタート前に体を冷やしてしまう。さらにはスタート前にトイレに行きたくなったら、またトイレに長い列を作らなくてはいけなくなる。
荷物は持ってこない、これがニューヨークスタイルだね。ちなみにコインロッカーなんて貴重なものはニューヨークの街に無いからね!
時間に余裕を持って家を出る
濡れる、寒い、トイレ行きたい・・・雨の日は特に色々な事が起こる。体調も晴れの日とは変わるかもしれないので時間に余裕を持って出るとスタート時に心に余裕をもっていられる。
電車がダイア変更・遅れる
大都会ニューヨークの地下鉄は、平日多くの会社員の通勤で利用される。打って変わって週末になると平日ではできない工事なのか、なぜか多くの電車のダイアが変わって、乗ろうとしていた電車が運航停止になっているということも日常茶飯事。…め~~~~~っちゃ不便だけど、ニューヨークに住んでる以上もう慣れるしかない。涙。
マラソンのほとんどのレースは週末なので、電車の本数も少なくなってるし、利用する交通機関をしっかりチェックする必要がある。
私が使っているのは『MY MTA』か『NYC Subway』というApp。マラソン当日に色々な行き方ができるように前もって調べておこう!
雨の日マラソン【レース中】の注意点
足元が滑るので注意
外でマラソンの練習をするってなったら、大抵は晴れの日でしょ?だから「雨の日に滑る」ってのは当たり前のことで、頭では「わかってるよ」って突っ込まれそうだけど、晴れの日の練習になれている体は感覚的にわかっていないことが多い。タイムよりも安全に楽しむことを考えてレースに挑もう!
雨の日マラソンこそ水分補給を忘れない
雨の日のマラソンは、ポンチョや防水グッズを見に付けているからか、結構いつもより汗をかく感じになる。肌が濡れているので水分を取っている感覚に陥りがちだけど、体の中は水分を求めているので、給水所でしっかり水分補給をすることを忘れないこと。
水の会社『Poland Spring』が今回のレースのスポンサーだったから、水を沢山用意してくれてた。命の水~!ありがとう!
他のランナーの路線変更に注意
ニューヨークの道は結構凸凹。ってことは雨の日はそこに水たまりができるんだ。マラソンレースとなると多くの人が一斉に走り出して道は混んでいる。しかも水に濡れたら体力を奪われるので多くのランナーは水たまりを避ける。そんなランナーの急な路線変更でぶつかったりしないように、周りをしっかり見てお互いに気を付けて走ろう。
晴れの日とは違って、楽しいばかりじゃないだろうけど、雨の日は雨の日で楽しいマラソンになるかも?!
今回のマラソン大会の様子 in Central Park (セントラルパーク)
1週間後はニューヨークシティマラソンということで、セントラルパークは、もうすでに入口とか、ゴールとか準備してあるよ!
雨だけどマラソン大会決行!やるとなったらしっかり走るぞ!
みんなそれぞれの雨対策をしていたけど、、、あまり『事前準備』というものをしないニューヨーカーたちは結構ずぶぬれになっていた。自分の体を守るためにも、雨の日マラソン大会の為にしっかり準備しておこう。
キャラクターがてくてく歩いて来た。缶に足が生えてるけど、実物はなんだか可愛く見える。
ニューヨークシティマラソンの準備がされている。もう少しだね!
ニューヨークシティマラソンの完走者がここで写真を撮れる!その前の緑の台が今回のレースの完走者が写真を撮れる場所。もう場所が一緒になってるんだ。笑
ニューヨークシティマラソンの為の、大勢が走り終わった後の交通整理を案内したマップ。セントラルパークでゴールした後は、色々な帰り道があるよ。当日は道路の交通規制も沢山あるので、参加者はこの写真でチェックしておいてね。
今回のマラソン大会はニューヨークシティマラソンの1週間前ということで、規制が厳しくなかなかゴール付近を見ることができない所に入ることができたことも貴重だったかな。なんといっても雨のマラソン大会はなかなかレアだから、貴重な体験になったよ。またいつ雨のマラソン大会になるか分からないけど、今度は雨になっても恐れずに思いっきり走るぞ!