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ニューヨークでのコロナの現状と対応

ピークを越えた?

4月14日(火)から入院者の純数(入院者数-退院者数)、気管挿管者数がマイナスになっている。しかし、その数字は大きい事には間違いないので、引き続き警戒が必要。

 

ニューヨーク州クオモ知事の見解

ニューヨーク州クオモ知事は、このパンデミックが終わるのは12~18ヶ月後のワクチンが開発される頃と考えている…。長い(涙)!しかし、血清療法・抗体検査などの治療法の開発は進むだろうとの見解。なんといっても、何よりも人の命が大切なので公衆衛生が最優先で、少しずつ、少しづつ経済回復を目指していく。

 

失業者へ

アメリカの失業保険給付申請件数が3月中旬から1600万件を超えている。FRB(米連邦準備制度理事会)が2兆3000億ドルの緊急資金供給を行うと発表。ニューヨークでは、今後4か月、1億7000万ドルの供給で食品配布や配達員などのドライバー雇用をするとしている。

該当者には、これまでの失業保険に加え、今後4か月、$600/週が支払われる。自営業者も該当。

しかし現在New York State Department of Labor(ニューヨーク州労働局)では、申請者の数が殺到し、対応が遅れていることもあるという。労務局の方もご苦労様です。

 

無料の食事配布

The New York City Department of Education(NY市教育省)はが、大人もこどももすべてのニューヨーカーが市内400以上のミールハブで毎日3つの無料の食事が利用できるように取り組んでいる。

  • 月曜日から金曜日、7:30am~11:30amまでは子供と家族向け(親が子供の分ももらえる)、11:30am~1:30pmまでは大人向けで配布される。
  • 全ての大人と子供が1度に3つの食事を受け取ることができる。
  • ベジタリアン、ハラルフードなどあり
  • 配布場所で食べる場所はなし
  • 登録、ID等は必要なし

ニューヨーク市はこれまでに435か所で3食の食事を300万食配布してきた。今後も1800万食のReady to rat meals(インスタント食品)を購入する。

 

詳細:

https://www1.nyc.gov/assets/dsny/contact/services/COVID-19FoodAssistance.shtml

https://www.schools.nyc.gov/school-life/food/free-meals

【食料を無料配布している場所】

 

マスクの義務化

2020年4月15日、ニューヨークのクオモ州知事が、他社との距離を取りにくい公共の場所でのマスクの着用(または口と鼻を衣類で隠すこと)が行政命令でペナルティは無いが、義務化すると発表。発効は4月17日(金)から。

アジア人はマスクをつけることが日常的だったけど、それ以外の人種の人がマスクを付けている光景をニューヨークで見るのは異様。義務化されて良かった。花粉も防げるし、保湿効果もあるし、今後もアメリカでマスクは日常的に付けていたい。

 

食料品店で

スーパーマーケットなどの食料品店には生活必需品を買い求める人たちが集まる。その為、マスクなど口と鼻をカバーしていないお客さんに対して店舗側が要求できるようになった。それでもお客さんがカバーしない場合は311か警察に連絡される。マスクは忘れずに!

 

コロナと闘うニューヨークまとめ

患者さん、医療従事者、働く人、働けない人、ニューヨークだけではない世界中の人が速く終息することを願って戦っている。外出規制されてストレスがたまることもあるかもしれないけど、みんなで頑張ってるから、心ひとつに助け合えるようにしたいね。

 

 

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