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アメリカに住んで居ると、この時期世の中どこへ行っても、テレビを観ても『アメリカ大統領選挙』の話題で持ち切り!4年に一度のアメリカ大統領選挙、日本とは違う仕組みだけど、しくみを理解するとアメリカ人と一緒に盛り上がれるよ!

アメリカ大統領選挙が盛り上がる仕組みを徹底解説するよ!

 

アメリカ大統領選挙の仕組みを徹底解説!

アメリカ大統領選挙の仕組みは、まずアメリカの『一般の有権者』が投票し、その約1か月後に『大統領選挙人』が投票する2段階方式の投票。『本選挙』と呼ばれる選挙は『一般の有権者』の投票の事。

 

アメリカ大統領選挙の日程はいつ?

アメリカ大統領選挙の投開票日は常に、11月に入って最初の月曜の次の火曜日。火曜日はじめの11月の場合、2回目の火曜日になる。2020年は11月3日火曜日。

 

なぜ火曜日がアメリカ大統領選挙の日なの?

アメリカ大統領選挙が始まったのは開拓時代。キリスト教徒が多いアメリカでは、人々が日曜は家族と過ごす安息日。月曜に投票所を目指し火曜には投票所に到着できるので火曜が投票に日になったんだと。

 

アメリカ大統領選挙の年、日程どうなってるの?

アメリカ大統領選挙のある年の日程

1~6月 『予備選挙』、『党大会』と呼ばれる選挙によって共和党と民主党の各党からアメリカ大統領候補者を各党員の投票により選出する
9~10月 『討論会』で大統領選挙の有権者へアピール
11月3日 投開票日:アメリカの有権者が候補者に投票し、この日に開票される。この日に各州が一般選挙と呼ばれる本選挙の結果に基づいてElector(エレクター/選挙人)を任命する。少しづつわかってくる開票結果にアメリカ中が湧く!
11月中旬~12月14日 各知事が選挙結果を承認
12月8日 12月14日選挙人投票の6日前、各州選挙人が集まり、最終決定
12月14日 選挙人がアメリカ大統領、アメリカ副大統領候補投票
12月23日 12月14日に行われた選挙人の投票結果が、選挙人が集まってから9日以内に上院議員と公文
書保管人へ提出。
1月6日 副大統領が開票される。『選挙人』過半数の270人を獲得した副大統領が発表される。270以
上ない場合は、上院の決定権で決まる。
1月20日 新アメリカ大統領が正午、就任式で正式に宣言され就任する。

 

『Elector(エレクター/選挙人)』とは?

選挙人とは、アメリカ大統領を選ぶ権限がある人。・・・?ハテナ?一般の有権者が大統領を選ぶのでは?と思うかもしれないけど、これがアメリカ大統領選挙の特徴。

アメリカの各州の人口に応じて『選挙人』の人数が違い、アメリカ全体の総定数は538人。大統領当選となる候補者(2020年はトランプ氏とバイデン氏)は、この『選挙人』過半数の270人を獲得しなければならない。

 

じゃぁ、一般投票ってなんなの?

一般の有権者が投票しているのは、実はこの『選挙人』の方。ただ、選挙人はあらかじめどちらの候補者(トランプ氏なのかバイデン氏なのか)に投票するか公表している。

選挙人は、人口に応じて人数が変わるので、毎年人数が変化することもある。特にニューヨークは人口の変化が激しいのでここ最近のアメリカ大統領選挙の選挙人の人数は毎年違う。

United States electoral college (アメリカ選挙人団) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

州ごとのUnited States electoral college =アメリカ選挙人団(せんきょにんだん)の割り当て数。

 

 

アメリカ大統領選挙は2大政党制のしくみ

アメリカ大統領選挙で戦われるのは共和党(トランプ氏)と民主党(バイデン氏)の2大政党。

実はアメリカには2つの政党以外にも党はあるが、50州すべてに関わる大統領選挙で争われるのは力のある共和党と民主党の2党。

 

アメリカ2大政党ざっくりの特徴

共和党 (Republican) どちらかと言うと*白人支持者が多い
民主党 (Democrats) どちらかと言うと白人以外の支持者が多い

*ここで言う”白人”とは、アメリカ建国の際に初めにイギリスからやって来た白人の人たち。WASPと呼ばれる。

 

アメリカ2050年問題とは?

アメリカは多くの移民を受け入れて成り立ってきた移民国家。多様性を取り込むことでここまで大きな国にすることが出来たとも言われている。

 

2050年には、アメリカ建国の際にイギリスから来たWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)と呼ばれる白人よりも、移民の数が半数を超えると言われている。

その為、元々『俺たちがアメリカを作ってきたんだ~』と主張するWASPと呼ばれる白人の人たちが自分達の居場所を取られないようにと『保守』しているのが保守派と呼ばれるトランプ氏率いる『共和党』。

 

アメリカ大統領の任期は何年?

アメリカ大統領の任期は4年。そして4年後に再度選挙をして再当選したらさらに4年、最高8年の任期。

 

2020年の今年はトランプ大統領の2期目継続のかかる選挙。通常はアメリカ大統領は人気満期の8年務める大統領が多いが、今年のコロナの影響も大統領選に大きく影響しているのでまだまだ分からない。

 

2020年のアメリカ大統領選挙の候補は誰?

これはもう知ってるよね⁈

共和党の候補者
Donald John Trump(ドナルド・トランプ)氏

 

民主党の候補者
Joe Biden (ジョー・バイデン)氏

バイデン氏はオバマ氏が大統領の際に副大統領を務めた人物だよ。

 

『Winner-take-all system(ウィナー・テイク・オール・システム/勝者総取り方式)』とは?

この『Winner-take-all system(ウィナー・テイク・オール・システム/勝者総取り方式)』というシステムがアメリカ大統領選挙の一番の特徴でアメリカ中が盛り上がる理由。

例えばニューヨーク州で選挙人割当数が30だったとする。

一般有権者の投票が、共和党の候補者トランプ氏に49%、民主党の候補者バイデン氏に51%だったとすると、ニューヨーク州は民主党となり、ニューヨークの選挙人30人分全部が民主党バイデン氏の票となる。その為、反対の49%共和党に投票した人の票は消えてなくなる…。まるでオセロの様。

その為、一般投票数が少ない候補者でも、Winner-take-all systemをうまく利用できると、大逆転勝利もあり得る。2000年のアメリカ大統領選挙がまさにこれで、ゴア氏よりも50万票以上も少なかったブッシュ氏が大統領選を勝した。

大どんでん返しもあり得るこのシステムで、最後までどちらが勝つか分からない!!
だからアメリカ中が盛り上がる!!!!!

 

Red state(赤い州)・Blue state(青い州)とは?

アメリカ大統領選挙日のテレビの速報の際などで、アメリカの州が赤もしくは青に色分けされていく。これは、赤い州が共和党支持(トランプ氏)、青い州が民主党支持(バイデン氏)を意味する。

 

上のMapは2016年のアメリカ大統領選挙の際の物。アメリカ合衆国の西と東の都市部の州は青く、真ん中の南部や中西部の州は赤く色づいていたのが印象的だった。

 

また、『Swing State(スイングステート/揺れる州)』と呼ばれるオハイオ州(OH)、ノースカロライナ州(NC)、バージニア州(VA)、フロリダ州(FL)などは赤(共和党支持)でも青(民主党支持)のどっちつかずで、毎回大統領選挙で『Swing(スウィング/揺れる)』する州。その為、このSwing Stateが勝敗を決めることもある。2016年のアメリカ大統領選挙はまさにこのSwing StateのSwingっぷりが勝敗を決めたと言われている。

 

アメリカ大統領選挙が盛り上がる理由

  • 4年に一度で、アメリカ中はオリンピックの様に盛り上がる。
  • 1対1の怠慢方式のバトルが分かりやすくて面白い
  • 州ごとに決められた『Elector(エレクター/選挙人)』の取り合いで大逆転があり得るので最後まで結果が分からない

 

アメリカは日本の様に国の象徴の『天皇』は居ない。世界の他の国の様に国家元首の『国王』も居ない。アメリカ大統領は、国の象徴でもあり、政治のトップでもある存在。

 

何といっても移民の多いアメリカ。人種も、文化も、様々で、国民を一つにまとめ上げる大統領の存在と言うのはアメリカ国民にとってとても大きい。

2020年に入り、新型コロナウィルス、Ruth Bader Ginsburg(ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏)の死など、多くの予想外の展開にアメリカ大統領選挙の行方はどう出るのか?

 

今年はコロナウィルスで密を避けるために期日前投票をすでに済ませている人が多いそうだ。2016年には大どんでん返しで当選したトランプ氏だったが、今回のアメリカ大統領選挙ではどうなるのか?トランプ氏、バイデン氏、どちらがアメリカ大統領に選出されたとしても『大統領』は歴史になお残す人になることは間違いない。そんなアメリカ大統領選挙に、今アメリカ中が注目している。

 

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