ニューヨークの住宅は築100年などもざらにあるので、洗濯機のおけない部屋が多い。その為、ニューヨークの街には多くのコインランドリーがある。
コインランドリーは英語で『Laundromat(ランドロマット)』。『コインランドリー』は英語として通じないので注意。
Contents
NYでコインランドリーの場所の探し方
ニューヨークでコインランドリーは結構あるけど、いざ行こうとするとなかなかみっつけられなかったりするもの。一番簡単な探し方は、Google Mapで『laundromat』もしくは『laundromat near me(私の近くのコインランドリー)』で探すと簡単。
コインランドリーへ行く前の準備
洗剤
コインランドリーでは洗剤は売っているけど、ちょっと割高なので、街のPharmacy(ファーマシー/薬局)などで買っておくとちょっとだけお得。Parmacyには旅行用の小さいグッズも置いているので、1回分の選択洗剤を置いていることもあるよ。
現金
コインランドリーで使えるお金は25セントコイン。コインランドリーのお店には両替機があるので25セントコインは無くても大丈夫だけど、一番大きいお札は20ドル札までなので50ドル札、100ドル札は崩して行こう。(もしくは大きいお金はコインランドリーの受付で崩してくれる)
時間
ニューヨークのコインランドリーで選択をする場合、私はけっこう量が多いけど、所要時間は約1時間30分~2時間。持ち込む洗濯物の量によって洗濯と乾燥の時間は変わると思うけど、だいたいその位。3、4時間かかるって人も居るみたいだけど・・・何にそんなに時間かかるの?アメリカのコインランドリーの洗濯機も乾燥機も結構パワフルなのでそんなに時間はかからない印象だよ。
NYコインランドリーの使い方
忙しいとき、面倒な時は『ドロップオフ』
コインランドリーでは、クリーニングの様な『ドロップオフ』と言うサービスがあって、洗濯物を持ち込むと、お店の人が選択してくれて数日後に綺麗にたたんで返却してくれるサービスがある。
『ドロップオフ』の料金は洗濯物の重さで決まる。NYのコインランドリー、Laundromat(ランドロマット)に測りが置いてあるのはその為。
潔癖症は『ドロップオフ』はムリ
潔癖症の私は絶対に『ドロップオフ』を利用したくない・・・。
なぜなら見てしまったからだ、お店の人がお客さんの洗濯物をお店の床に直接置いているシーンを・・・。みんな靴で歩くところに自分の洗濯物を置かれるかと想像すると・・・無理。私が見たLaundromatの店員さんがたまたまやっていただけかもしれないけど、正直信用できない。自分のものは責任をもって自分で洗いたい潔癖な私。
コインランドリーの手順を図解
①両替
ニューヨークのコインランドリー店内には両替機が置いてあるので、まず、お金を$25セントに両替する。
②洗濯機を選んで洗濯物を入れる
自分の洗濯物の量に合わせて洗濯機の大きさを選び、洗濯物を入れてドアを閉める。
③洗剤の準備
洗濯機の上のふたを開けると、そこが洗剤を入れる場所。だいたいの洗濯機で上の写真の様な潜在入れになっていて、左の二つが洗剤、一番右の細いところが柔軟剤入れ。
NY洗濯ポイント①
お金を入れる前にここをチェックするのがポイント。なぜなら、たま~に、ここにすでに誰かの洗剤が入れられていたりするからだ。私も経験があって、確認せずにお金を入れてしまい、洗剤が入っていることも確認せずにさらに自分の洗剤を入れてしまい、洗い上がりが洗剤の入れ過ぎで泡だらけになってしまったことがあるから。
めったにはないと思うけど、念のためにお金を入れる前にチェックするのが洗濯機利用時のポイント。
④洗濯方法の種類を選択
ほとんどの洗濯機で、↑こういった選択ボタンがある。
『Heavy Duty』=強力洗浄
『Colored』=色もの洗濯
『Permanent press』=型崩れ防止
『Wools or Delicate』=ウールもしくはデリケート
『Regular』=通常
洗濯方法によって、お湯で洗うのか、水で洗うのか等が変わる。良く分からなければ『Regular』=通常でOK。
⑤洗濯機にお金を入れる
洗濯はいくら⁈と言うのは洗濯機に表示されている。↑この写真の場合、コインを入れる横に『9』という赤い数字があるけど、これが洗濯機の料金で、『25セントコインを9枚入れて』と言う意味。つまりこの場合2ドル25セント。
⑥いざ、お金投入
洗濯機に必要なお金を入れたら、自動的に洗濯スタート。途中洗濯機は開けられないので注意。
ほとんどのニューヨーカーは写真の様なコロコロを使って、家から洗濯物を持ってきているよ。
⑦洗濯を待つ
洗濯機の種類によって表示方法は違うけど、上の写真の洗濯機の場合、洗濯中にランプがついて、洗濯が今どの状態なのかを教えてくれる。
『Add Detergent』=洗剤を追加で入れるタイミング
『Add Conditioner』=柔軟剤を入れるタイミング
洗濯を待ってる間は、テレビを観たり・・・
自動販売機でジュースやお菓子を買ったり・・・
子供が大好きなガチャで遊んだり・・・(この丸い球のガム、いつ入れられて、賞味期限がいつなのかは謎)
Tatoo(タトゥー)ステッカーの販売機で遊んでみたりもできる。(お店に置いているものは各店舗によって違う。無いところもある)
⑧Dryer(ドライヤー/乾燥機)へ移動
コインランドリーには必ず上の写真の様なカゴがあるので、洗濯が終ったらカゴに洗濯物を入れて乾燥機へ移動。
⑨空いているDryer(ドライヤー/乾燥機)を探して入れる
空いているドライヤーに、洗濯物を入れる。
↑お金を入れる前。ここも25セントを入れる。機械に寄るけど、だいたい25セントコインで8~10分稼働。私はしっかり乾燥させたいので25セントコインを3枚約30分ぐらい乾燥機をかける。
↑お金を入れて回り出すと、表示される残り時間。
⑩洗濯物をたたむ
コインランドリー内のこういった台が洗濯物をたたむ台。たまに子供を靴のままこの台に載せている親が居たりするので、この台が綺麗かどうかは謎。潔癖症な私は使う前に必ず拭く。もしくはここは使わずに家に持って帰ってすぐにたたむ。
ニューヨークの日常、コインランドリー生活
家に洗濯機が無い家の多いニューヨークでは、洗濯をコインランドリー(Laundromat)でする人が多い。これぞニューヨークの日常生活って感じ。
ニューヨークの有名なドラマ『Friends』で初めてロスはレイチェルがキスするシーンもコインランドリーだったよね!!『Friends』ってちょっと古いけど、まさにニューヨーク生活!って感じを表現している。(しかも昔英語の先生が"『Friends』の英語は日常会話としてとても使える表現が多いので観るべし”と言っていたので、英語の勉強でもおすすめな海外ドラマ)
ニューヨークのコインランドリーは街にた~くさんあるので、7日以上の観光旅行やお仕事でのニューヨーク滞在などの時も利用すると便利だよ!洗濯できるとなるとニューヨークに持って行く服の荷物が減るしね!
ニューヨークのコインランドリーを利用して、ニューヨークのリアルライフを楽しんでみてね。