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12月25日クリスマス当日は、NY5番街の教会ミサへ参加
12月25日はクリスマスの日。クリスマス本来の過ごし方はやはり教会でミサに参加すること。今年12月25日当日に、ニューヨーク5番街にあるSt. Patrick’s Cathedral(セントパトリック大聖堂)のクリスマスミサに参加してきたので紹介するね。
クリスマスの語源、ミサとは?
英語でMass(ミサ)と書くけど(ラテン語ではmissa)、カトリック教会の礼拝の事。(プロテスタントではミサとは言わない)
レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画でも有名な、Last Supper/ラストサパー『最後の晩餐』のシーンがミサの始まり。
キリストが「パンをキリストの体」とし、「ぶどう酒をキリストの血」として弟子たちに与えて、与えられた一人ひとりがキリストの体と一体となるということを確認をする儀式。
ミサはクリスマスの語源?
『Christmasa(クリスマス)』という文字を見たら・・・もう、わかるでしょう⁈
『Christ(キリスト)』の『mass(ミサ)』が『Christmas(クリスマス)』の語源。
教会内のクリスマスミサでは何が行われるの?
- 聖歌
- 司祭による説教
- 聖体拝領(パンとぶどう酒を与えられる)
セントパトリック大聖堂のクリスマスミサに参加すると、プログラムがあった。通常ミサは1時間程度で行われ、このプログラムを元にミサが進めらる。聖歌の楽譜がプログラムにも乗っているので、口ずさむことができるよ。
教会内のクリスマスミサの参加方法は?
ウェブサイトでミサの時間を調べて教会に早めに着く
➡セントパトリック大聖堂の入場は無料
➡ミサの進行が書いたプログラムが置いてあるので自分で取る
➡ミサに出たいと言い、教会内の椅子に座らせてもらう
3の『聖体拝領』の時に、カトリックの人たちが一斉に立って司祭の前に並ぶ儀式がある。司祭からパンに見立てた「ホスチア」と呼ばれる小さな薄っぺらいウエハースの様なものが配られる(ニューヨークのセントパトリック大聖堂でぶどう酒は配られないのできっと司祭が飲んでいる)。並んでもOKだけど、基本はカトリックの人用の列。
教会のクリスマスミサ参加の注意点
カトリックの洗礼を受けた人のみ
ウエハースの様な「ホスチア」は、カトリックの洗礼を受けた人のみが与えられるものなので、カトリックではない人はもらえないよ。でも、この列に並んでもOK。司祭に「I am not catholic(私はカトリックではありません)」と言うと、「ホスチア」のウエハースの代わりに、頭の上で祝福してもらえる。その時は手を合わせて軽く頭をさげよう。
あくまでも観光地ではなくて教会
ニューヨークの5番街にあるセントパトリック大聖堂は世界中から観光客が訪れて来る。セントパトリック大聖堂はキリスト教徒じゃなくても受け入れてくれるけど、教会はあくまで神聖な場所なので、参加する方は礼拝者の邪魔にならないように、わきまえて置くこと。
キリスト誕生ストーリー像でクリスマスを知る
↑この写真①と・・・
↑この写真②の人物で変わっている所に気づく?!
・・・
正解は、『真ん中に赤ちゃんが誕生している!』っていうこと。①の写真はクリスマスの少し前の12月22日にセントパトリック大聖堂を訪れた際の写真。12月25日がキリスト生誕ということで、25日に再度訪れたら赤ちゃんがいた~!!!!
こうやってセントパトリック大聖堂では、ビジュアルで分かりやすくキリスト誕生ストーリーを語ってくれているよ。
番外編:セントパトリック大聖堂ミサに参加した際、やめておいた方が良いこと
ズバリ、『トイレ』。セントパトリック大聖堂の正面入り口から入ったら右奥の角におしゃれなデザインのトイレがある。もちろん誰でも使うことは出来るけど、長い列ができているときは控えた方が良いと思うよ。
なんせここのトイレ、便器は1つしかないからね。私は多くの人が集まるクリスマスのミサの後に並んでしまったら、それはそれは長いこと待ったよ。・・・待つこと30分も!トイレに30分かけるだなんて・・・それよりももっと観光を楽しむ時間に使った方が良いね。
【セントパトリック大聖堂】12月25日NYの教会クリスマスミサの参加方法まとめ
ニューヨーク5番街にあるアメリカ一大きなカトリック教会、セントパトリック大聖堂。12月25日の教会クリスマスミサは、キリスト教の人じゃなくても受け入れてくれる心の広い教会。
ミサはクリスマス以外にも毎週あるので、スケジュールをセントパトリック大聖堂のウェブサイトからチェックして参加してみてね。