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インターネット上の募金活動のクラウドファンディング(crowdfunding)というのが、日本ではキングコングの西野亮廣さんなんかが行っているのが有名だよね。

※イメージ『かよわい猫を守る強いキングコング』

 

ニューヨークで生活していて思うのが、その時にお金のある人がない人に協力しているなということ。ニューヨークの街中でパフォーマーとかホームレスの人とかお金をくださいってアピールしても、お金を出してあげたいと思う人は出すし、全然興味なしって人は知らんぷりしてるし…とにかく自分の心が動かされたらお金を出して助けてあげたらいいし、そうじゃなければ関わらなくていい。決して強制でも何でもないと、お金のあり方、使い方、人と自分の共存をニューヨークで学ぶことが多い。

ニューヨークに居ると「1人じゃない」って思えるよ

 

クラウドファンディングはオンライン上で、ネットに繋がる環境ならば、誰もが参加できるという事で世界的に行われている企画。クリエーターや企業家等が新しいビジネスを始める際にファンディングを募るのが一般的。

 

クラウドファンディングは他に『オンライン募金』、『ソーシャルメディア募金』、オンラインのネットワーク上で対立者同士でやり取りができることから『peer-to-peer/P2P(ピア・トゥ・ピア)募金』って呼ばれてることもあるよ。

 

ニューヨークではKickstarterという団体がクラウドファンディングをおこなっている。kickstarterの本社がブルックリンのGreenpoint(グリーンポイント)にあるんだけど、今回はそこで行われたショートフィルムイベントに行ってきた。

 

 

世界中に仲間の居るバイクのイベント『The Distinguished Gentleman's Ride』という団体。2012年にオーストラリアのシドニーから始まったこの団体は、前立腺がんの研究と男性のメンタルヘルスプログラムのための資金調達でクラウドファンディングが行われている。

 

9月最終日曜日に行われた、世界中の仲間が同時にバイクに乗って活動する、年に一度のイベントではフォーマルな格好で、礼儀正しく振る舞うライダーであることが求められている。多くの人が参加するので、警察も協力して交通規制をしてくれる。

私の生まれた田舎ではバイク乗りはあまり良いイメージではなかったけど…笑。この団体に参加している人たちはタイトル通り”ジェントルマン”だし、募金をしていて人の為にと活動しているのでいいね。日本では千葉県で活動している団体だよ。

 

ニューヨークKickstarter本社内

↑ニューヨークKickstarter本社内。レッドカーペットの上で誰でも記念撮影できるよ。写真に写っている人は今回の映画プロデューサー。

 

ショートフィルムの内容は、バイクライダーの一人がバイク修理中の車庫内でガスボンベが爆発して大火事にあい、大やけどを負って九死に一生を得たという話。写真の右から二番目に座ってる人が本人。大やけどで死を覚悟し、命があると知ってからは、今までよりも奥さんや子供の存在に感謝し、大事にしようと考えるようになったと。

 

日常忘れがちな当たり前のことを改めてありがたいと思える、心温まるフィルムに仕上がっていた。

 

この団体は”Gentleman's”というようにメインが男性のイベントなので(女性のイベント参加も全然OKだけど)、個人的には、クラウドファンディングの募金内容に、女性特有の悩み解決にも関わってほしいな~と思う今日この頃だった。

 

迷い犬…。

 

誰を探しているんだろう?どこに行きたいんだろう?人生って迷うことが沢山あるけど、探し続けることに意味があるんだと思う…と最後は犬に教えられたイベントだった。笑

 

 

アーティスト、ミュージシャン、映画製作者、デザイナー、その他のクリエイターが、ニューヨークでアイディアを実現したい時Kickstarterの様なクラウドファンディングを利用するのも良いかもね。ご参考までに。

Kickstarter
https://www.kickstarter.com/about?ref=global-footer

 

 

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