2019年大注目のニューヨークブロードウェーミュージカルといえば、【BURN THIS】というラブストーリー!!このミュージカルの雰囲気はなんだか他のニューヨークのミュージカルとは違う。なぜなら、出演者が全国的に有名すぎるから!!!そう、あの『スターウォーズ』の出演者なのだ!!そんな貴重なミュージカル、実は7/14/2019の日曜日に最終楽。気になったら今すぐ観に行ってね~!
ブロードウェーミュージカル タイトル | BURN THIS (燃やして) |
シアター | Hudson Theater
141 W 44th St, New York, NY 10036 |
上演時間 | 2時間30分 (インターバル/途中休憩 15分) |
上演期間 | ~7/14(Sun) |
公式サイト | https://burnthisplay.com/ |
主演 | アダム・ドライバー、ケリー・ラッセル |
Contents
ミュージカル『BURN THIS』出演者
▶ Adam Driver(アダム・ドライバー) 1983年11月19日~
スターウォーズ続三部作(シークエル・トリロジー)でダースベイダーの孫カイロ・レン役を務めた役者。あの映画引き込まれたな~。そんな実力派役者が出演のミュージカル『BURN THIS』が面白くない訳がない!!
Adam Driver(アダム・ドライバー)のキャリア
2012年アメリカテレビドラマシリーズ『GIRLS/ガールズ』:2013年~2015年のエミー賞にノミネート
2014年『ハングリー・ハーツ』第71回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で男優賞を受賞
2015年~スターウォーズ続三部作『最後のジェダイ』『フォースの覚醒』『ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』カイロ・レン役
2018年『ブラック・クランズマン』第91回アカデミー賞助演男優賞にノミネート
▶ Keri Russell(ケリー・ラッセル) 1976年3月23日~
プライベートでは3人の子供の母親で働きながら子育てするパワフルママ。テレビ、映画、舞台、モデルと色々なジャンルで幅広く活躍するアメリカの実力派女優。
Keri Russell(ケリー・ラッセル)のキャリア
1991年~1993年 ディズニー・チャンネル『ミッキー・マウス・クラブ』でブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラと共に子役として出演。ダンススキルはこの頃から磨かれていた。
1992年『ミクロキッズ』の続編『ジャイアント・ベビー』で映画デビュー(ヒロイン:マンディ役)
1998年~のアメリカテレビドラマシリーズ『フェリシティの青春』フェリシティ役
1999年ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(テレビシリーズ/ドラマ部門)を受賞
『ピープル』誌「最も美しい50人」のひとりに選出
2000年『マンボ!マンボ!マンボ!』ヒロイン役
2002年『ワンス・アンド・フォーエバー』出演
2004年 オフ・ブロードウェイ、ニール・ラビュートの戯曲『Fat Pig』で舞台デビュー
2006年『M:i:lll』リンジー・ファリス役
米化粧品会社カバーガール社のモデルを務める
2013年アメリカテレビドラマシリーズ『ジ・アメリカンズ』の主演
ニューヨーク ミュージカル 2019 話題の『BURN THIS』お得なチケットの買い方
私がニューヨークでミュージカルを見に行くときに利用するのがこの2つ。見たいミュージカルはニューヨークにたくさん存在するので、何とか安くチケットを手に入れたいといつも必死。今回はお得なチケットの買い方を紹介!
ニューヨーク ミュージカル 2つの割引チケット紹介
①【TODAY TIXで事前オンライン購入】
『ニューヨークで絶対にこのミュージカルが見たい!』というものがあるときは事前にTODAY TIXというサイトで購入すると公式サイトで買うよりも断然お得!
②【ニューヨークの現地TKTSで当日購入】
ニューヨーク・マンハッタンの3か所(TIMES SQUARE、SOUTH STREET SEAPORT、LINCOLN CENTER)にTKTSというチケットのディスカウントショップがある。ここで売られているのは当日券のみで、しかも3:00pm以降の販売。チケットが売り切れていたら買えないけど、まだあったらお得な料金でブロードウェイチケットが購入できる。
ニューヨーク ミュージカルの楽しみ方
ニューヨーク ミュージカル【BURN THIS】のハドソンシアターを楽しむ
ハドソンシアター、実はバーが凄かった!
大きさはブロードウェイ劇場最大!
ハドソンシアターに入ってすぐの所にBarがある。長さ約100 feet (約 30m)の大きなバーはブロードウェイ劇場の中でも最大!しかもオシャレな装飾でお酒が進む~!
上を向くとティファニーのステンドグラス!
Barの天井には豪華なステンドグラスが飾られているけど、これはTiffany(ティファ二ー)創業者の息子、ルイス・カムフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)が作ったもの。そう、ティファニー製のステンドグラスがシアターにある!
ルイス・カムフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)は、植物をモチーフにした、流れるような曲線を使う‟アール・ヌーヴォー”をアメリカで使った第一人者として有名な芸術家で、彼の作品は主にステンドグラスやモザイクガラスランプ。色の使い方が上品。
ニューヨーク ミュージカルのシアターの歴史を知る
今回のニューヨークブロードウェイミュージカル【BURN THIS】が上演されるTheather(シアター/劇場)はHudson Theater。ブロードウェイで一番古く、新しい劇場。
1903年10月19日創業で110年以上の歴史のある劇場でブロードウェイで最も古い劇場の1つ。ブロードウェイミュージカルが誕生したころから存在する劇場。
ハドソンシアターの収容人数は1050人。入ってみてみると『あ、小さい劇場だな』と感じる。劇場が小さいと、出演者と観客との距離が近くなるので、観客にとっては嬉しい♪
開業当時は大衆向けの戯曲を演じるのに最適な劇場として慕われていた。
1917年に初めてブロードウェイミュージカル『Good Night, Paul』が上演された。
1930年代、テレビの収録スタジオとして利用されるようになった。
1940年代~約10年感はミュージカル用というよりスタジオとして使われる。
1968年最後に上演された戯曲は『Mike Downstairs』だった。
ニューヨーク ミュージカル 2019 話題の『BURN THIS』あらすじ ※ネタバレ注意
『BURN THIS』のあらすじを紹介するので、知りたくない人はここから先は読まないでね!英語に自信がない人だったら、あらかじめ内容を理解した上で上演作品を見るのが良い。言葉以外にも、出演者の演技力、舞台設置へのこだわり等を意識的に見ることができるようになる。
登場人物
ぺイル(アダム・ドライバー):レストランオーナー
アンナ(ケリー・ラッセル):ダンサー
ラリー(ブランドン・ウラノウィッツ):シナリオ・ライター
バートン(デイビット・ファー):シナリオ・ライター
ロビー(ぺイルの弟・話の中で出てくるけど、登場人物は居ない):ダンサー
『BURN THIS』のストーリー (ネタバレ)
1980年代ニューヨークのロ―ワ―マンハッタンのダンサーのアンナとゲイのルームメイト、ラリーとロビーの部屋が舞台。ストーリーはロビーのボートでの事故死の後、アンナがロビーの家族と葬式であった時の話から始まる。ロビーはアンナのルームメイトでもあり、ダンスのパートナーでもある大切な存在だった。
ロビーの死に悲しむアンナとはうらはらに、ロビーの家族は、彼にまったく興味が無く彼がゲイだったことも知らなかった。アンナの長年のパートナーのバートンは、ショックを受けているアンナを慰める。
ロビーの死から1か月後、アンナ達の部屋にロビーの持ち物を受け取りにぺイルがやってきた。早朝にもかかわらず、ぺイルは部屋に入るなり大声で『ここら辺の立地が悪くてイライラする!』と叫びまくる。初めて逢うアンナも驚きながら迷惑感を隠し切れない。
気性の激しいぺイルは、怒っていたかと思ったら、弟ロビーの死を嘆き悲しみ、大声で叫んだ。(アダムドライバーの演技力で涙ポイント! (´;ω;`))
ロビーの死は、自分が家族にロビーがゲイであることを言ったからロビーが家族に殺されたんだと言い始める。しかし実際はそんなことはない。ロビーの死に悲しむアンナも、ぺイルの不器用で繊細な心にだんだんと惹かれていく。お互いの傷を慰め合ううちに距離が縮まったアンナとぺイルは、アクシデント的に、一夜を共にする。
その一方で、彼女は振付師として独立するという未来に不安を感じる中、バートンの様な安定した人と平和な生活を送りたいと考える様になる。今夜こそバートンの結婚の申し込みを受け入れようと大晦日にシャンパンで乾杯する二人。そこに突然ペイルがやってくる。彼を追い出そうとするアナ。しかし、先にバートンが怒って出ていく。アナは又ペイルと一晩を過ごしてしまうが、次の朝、勇気を振り絞って彼との関係を断ち切った。
しばらくして、アンナがダンスの振付師としての仕事で独立しようと頑張る中、バートンとアンナの関係も良好で、アンナはバートンとの結婚を考え二人でシャンパンを飲んでロマンチックな夜を過ごす。しかしそこに突然、ラリーが旅行から帰ってきて騒がしくなり、さらには酔っぱらったぺイルが突然部屋に入りこんできて、バートンとぺイルが殴り合いの喧嘩になり、トラブルが起きる。結局バートンが部屋を出て行ってペールが残ると、、、そのまままたアンナとぺイルが良い関係になってしまう。
次の日、アンナは自分を恥じ、勇気をもってぺイルとの関係を断ち切る。
数か月後、アンナは振付師として初の大舞台を成功させた。その帰り、部屋に着くと暗い部屋にぺイルが待っていた。ぺイルが手に持っていたのはラリーからの手紙。ラリーはぺイルに『アンナのショーを見に行くべきだ、このメッセージを見たらこの手紙は燃やして!【BURN THIS】』ということが書いてあった。いきなりのぺイルの登場にアンナは驚いたが、本当は自分の気持ちはぺイルにあったということを改めて認識する。
同じ部屋に住むラリーは、いつもアンナの見方で、アンナとバートン、ぺイルの関係を良く見て理解していた。ラリーもとても繊細な心の持ち主だと思う。
ラリーの"おせっかい”のおかげで再会できたアンナとぺイルはお互いの気持ちに素直になり、ソファーの上で抱き合う。
ニューヨーク ミュージカル 2019 話題の【BURN THIS】はおすすめ
期間限定の【BURN THIS】は、俳優の演技力に満足感もたっぷり!英語に自信がないときはしっかりとあらすじを理解してから観に行ってね!