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ネットショップサイトで買い物をして詐欺にあった時の対処法を紹介するね。
ネットショッピングはとっても便利だけど、気を付ければならないことがあると実体験から勉強になったよ。

今回の場合、詐欺被害の中でもまぁ、軽い方だと思う。
オンラインで注文して、届くまでが時間かかり過ぎていたので届くまでは不安だったけど、実際に商品は届いた。
もっとヒドイ詐欺の場合、お金を支払ってから商品が届かないということも良くあるらしい。

 

ネットショップサイトで詐欺にあうまでの経緯

欲しい商品を探す

私はノイズキャンセリング機能のついたヘッドホンを長い間探して調べていた。

アマゾンで見つけて『これ欲しいなあ・・・でも高いなあ・・・』と思っていた。アマゾンのセールの際でも$200、でも機能が良いなら買おうかな、と考えていた矢先・・・

 

欲しい商品がセールで今だけ安い!

headphonesshop.com(現在このドメインは無くなっている) と言うショッピングサイトを見つけて、私が欲しかったヘッドホンがアマゾンでいくら待っても出てこなかった破格値で売っているではないか!しかも期間限定のセール価格だと言ってネットショップサイト上でカウントダウンが始まっている。(←今思うと、このカウントダウンの仕組みに購買意欲を焦らせられた)

 

『急がなきゃ』ポチッと購入

『今だけ安いんだ!残り17個しかないって!早く買わなきゃ!』

と私はこの時点で詐欺サイトとも知らずに購入ボタンを押してしまった。

時間のかかる郵送に不安を抱き始める

念願のヘッドホンを注文できて、ご満悦。商品が届くまで楽しみに待っていたが、いっこうに届かない・・・遅い・・・。

おかしいな?と思い始めて、オンラインショップに問合せメールをしてみると、ちゃんとトラッキングのついた配送方法で配送してた。

ショップ側は、『中国からアメリカへ郵送しているので時間がかかっている』とのこと。トラッキングナンバーから、現在の商品状況を見ることができたので、一安心。

 

注文と違う商品が届いた

私が今回注文したカラーがシルバーだったんだけど、実際に届いたヘッドホンの色がブラックだった。『あれ?』と思い、ショップに連絡、変更したいとメールで相談する。

ショップ側からの返信『商品は中国から送っていて、郵送料も高いし、時間もかかるので、10%返金するから、ここはブラックで我慢してもらえないか』とのこと。

 

まあ、別に良いかなと思って商品を実際手にとってみてみたら・・・。『??これ・・・本当にBOSEのヘッドホン??』と思うほど明らかにちゃちい作りのヘッドホンだった。

 

ネットショップサイトでみた際は、ヘッドホンケースの真ん中は窪んでいてBOSEのロゴが掘られている感じ。

しかし実際手元に届いた商品のケースはBOSEと書かれたステッカーをペトッと貼られただけ。。。なんかちゃちい。・・・世界のBOSEブランドがこんなはずなくない?!

ネットショップ側とのメール交渉

色が違うだけだったら、シルバー頼んだけど、まあブラックでも良いかなと思たけど、さすがに思いっきり『偽物』を本物のBOSEとして堂々と送ってきたことに腹が立ったのでネットショップ側に連絡。

 

私:『あなたが売っているものは”偽物”で”違法”です。100%Resund(返金)してください』

 

店:『Paypalでの支払いだったのでPayPalに問い合わせてください』とのこと。YESとは言わなかったものの、絶対にわざと『偽物』をネットショップで販売している悪失業者。

 

PayPalに返金の問い合わせ

すでに私の口座からはPayPalに支払われていたのだが、諦めない執念。私が怒ったら怖いんだから!なんてね。

しかし、いざPayPalに問合せ用としても、連絡先がPayPalのwebサイトにない。PayPal利用者でこういった返品、返金等の事例は沢山ある様で、お問い合わせフォーム的なものもなくて、なんだかアンケート方式で質問に答えていくと、あなたの問題解決するでしょ?的なウェブサイトの作り。

 

取り急ぎ、ウェブサイトの指示にしたがって返金したかったら商品を返品しなさいとのことだったので、PayPalのサイト上に、ヘッドホンのネットショップサイトの担当者、住所が乗っていたのでその人、その住所宛にブラックのヘッドホンを送る準備をした。

 

返品できない!

アメリカから中国までの送料でいちばん安く送れそうだったDHL(https://www.dhl.com/)と言う運送会社を利用しようとした。

 

しかし、PayPalが示していた、相手先の中国にある中国語の住所をDHLのウェブサイトに入力しようとしたところ、DHLが、『そんな住所存在しません』と表示・・・。

 

『えっ??』

 

住所が存在しないって・・・と言うことは詐欺のヘッドホン屋がPayPalに嘘の住所を登録していたのでは??

 

PayPalへの訴え

と言うことで、次に私がとった行動は、事実をPayPalへ伝えた。

 

私『商品を返品しようと思ったけど、相手先の住所が存在していない様です(DHLのウェブサイトで表示された”住所が存在しません”と言うメッセージのスクリーンショットをとってPayPalに証拠として送る)』

 

さらに、私は『このネットショップサイトは偽物を売っている』とPayPalに伝える。この詐欺ヘッドフォンネットショップで他にも被害にあった人が記録としてブログの様なものを残していたので、そのリンクもPayPalに送った。

 

私『被害者は私だけではないようです。これ以上このネットショップサイトで騙される人を増やさないで!』とPayPalに訴えた。

 

色々と検索してPayPalとコンタクトが取れそうなemail等に、手当たり次第にメッセージを送ったので、正直どこからきちんとした連絡が来たのかわからないけど、結局PayPalから連絡が来て、詐欺ヘッドフォンネットショップにはPayPalから支払わないので、私に返金してくれるとのこと。ふ〜一件落着!!!!

 

アメリカでネットショップサイトで詐欺被害にあった際の対応策まとめ

『証拠』と『違法』

正直いって、今回の詐欺被害で返金に至るまで、本当に本当に面倒だった。まあ、ヘッドホンも手元に来たし、諦めて偽物を使うってのもありかな?と心折れそうになったりもしたけど、いや、これやっぱり悔しいし、他にも騙されて泣きを見てる人も沢山いるんだろうな(もしくは偽物と気づかなかったらそれはそれで幸せ?!)と思ったら私の性格上、黙っていられなかった。

 

訴訟の多いアメリカ社会で生きるためには、たまには強く戦う姿勢も大事かなと思う。大切なことは、『証拠』を残しておくこと、『違法』と言うものがあることを訴えることが第三者に信じてもらえるポイントだと思った。

 

騙されない目を持つ

そもそも、BOSEのヘッドフォンが激安で売られている時点で怪しまなければならなかった自分の責任でもある。『headphonesshop.com』って、いかにもヘッドフォン専門店ですってURLに信用してしまったけど、よく考えたら、ドメインなんてお金を払えば誰でも帰るんだから、もっともらしい名前のURLだろうがしっかりと見極めなければならない。

 

初めから正規のBOSEショップか、いつも通りアマゾンで買えばよかった。(ちなみにこういった場合のアマゾンの返品、返金は対応がものすごく早くて簡単)

 

と言うことで、アマゾンで見張っていて、アマゾンのセールの際に正規品を購入。

 

偽物と本物の見分け方

BOSEの場合、本物には一つ一つにシリアルナンバーがある。今後はしっかり見分けられるようになるぞ!
今回の私の経験よりももっとひどい偽物、詐欺などもネットショップサイトであるみたいだから気をつけてね!
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