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アメリカの4大プロスポーツとは、NFL(アメリカンフットボール)、MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)のこと。中でもNFL(アメリカンフットボール)の決勝戦の事を『Super Bowl(スーパーボウル)』と呼び、アメリカ国民のほとんどがテレビで観戦するのでスポーツTVの視聴率はアメリカでも1位らしい。アメリカ4大スポーツの決勝戦の中でも特に大きい試合でアメリカの国技と言ってもいいぐらい。

アメリカ人はなぜスーパーボウルを観るのか?

アメリカンフットボールは1試合の希少性が高いから

そもそも、アメリカンフットボールの試合数が年間で16試合と少ない。どれほど少ないかと言うと、野球のメジャーリーグ(MLB)は年間162試合、日本のプロ野球は143試合、バスケットボール(NBA)は82試合、アイスホッケー(NHL)も82試合。野球のメジャーリーグと比べたら10倍ほど違うね。これは1試合に注目が集まる理由の一つ。

 

プロフェッショナルな試合で迫力が凄いから

どんなスポーツでもそうだけど、決勝戦ともなると、競合を打ち破って来たチーム同士が戦うので、見応えが半端ない!特にアメリカンフットボールの試合は、選手同士のTackle(タックル/ぶつかり合い)が見どころなので、迫力満点のタックルに魅了される。アメリカ1位争いの選手たちの動きは大きく、人間の極限の力で戦っているのに、まったくもって無駄が無いのが素晴らしく、見ていて気持ちが良い!

 

天候が良い場所での試合だから

室外で行われるスポーツにおいて、天気はとっても大事な要素の1つ。スタジアムで行われる『スーパーボウル』では絶対に晴れていてほしい!そこで、毎年開催される地域はフロリダ、カリフォルニア、アリゾナ、ルイジアナ等の温かく気候の良い場所。『スーパーボウル』観戦に来る多くのサポーターたちのことも考えられているんだと思う。

 

アメリカ巨大スタジアムのみで開催されるから

『スーパーボウル』は、収容人員6万人以上のスタジアムでないと開催されないらしい。強気だね。多くの人が生でスーパーボウルを楽しみ、多くの人がそのスタジアムを生放送で観る。人が人気を作るのか、人気だから人が集まるのか…?スーパーボウルほどの人気スポーツともなると、細かなビジネスにおける戦略が至る所に組み込まれているよ。ま、とにかく人が集まるところは楽しくなるよね。

 

ハーフタイムショーが豪華だから

アメフト、スーパーボウルのルールが難しくて良く分からなかったり、そもそもスポーツにあまり興味が無い…(それはもったいない!)って人が居ても大丈夫。広いスタジアムでのハーフタイムショーは、どんなコンサートともくらべものにならないほど豪華。

 

NFL公式サイト日本語版

『スーパーボウル』の名前の由来は?

1966年スーパーボウルチャンピョンに輝いた、カンザスシティの石油王のオーナーだったLamar Hunt(ラマー・ハント)が、娘が遊ぶ良く弾む『スーパーボール』を見て思いついたらしい。

 

スーパーボウル前のアメリカ国内の様子

スーパーボウル直前の1週間の事を『スーパーボウル・ウィーク』と呼ばれて、ニューヨークでも、街ではバーが「うちでスーパーボウル観戦できるよ~」と宣伝していたり、スーパーマーケットでは、家で集まってスーパーボウル観戦ができるようにビール、スナック、チキンウィングなんかが特に買いやすくなっている。テレビを見ていても、CMでスーパーボウル関連のものが沢山出てくる。

 

スーパーボウルのうわさ ウソ?本当?

ハーフタイムの時間に下水管が破裂

アメリカ国民が大注目の『スーパーボウル』だけに、試合中はみんな食い入るように応援する。その為、ハーフタイムには観客のほとんどがここぞとばかりにトイレに駆け込む。その為、下水管が破裂する心配が出てくるそうな。マジで「どんだけ~?!」って感じね。でもハーフタイムショーで有名歌手の登場ともなればトイレに駆け込む人が少なくなるよね。

 

ハーフタイムショーの出演歌手はギャラ無し⁈

出演者のギャラは(交通費と宿泊費のみで)出ないらしい。でも出演者たちはスーパーボウルで歌えることの『名誉』の方がありがたいって。アメリカ中が観てるからね!

 

勝因が最後の最後まで分からないのが魅力

アメリカンフットボールの試合は入る時は一気に7点という大きな得点が入る。その為、最後まで試合の流れを読むのは難しい。勝因は「どれだけ、『自分のチームは絶対に勝つ!』という信念を持って戦えるか」の一点。2020年チャンピオンに輝いたカンザスシティのチーム『チーフス』のクオーターバック/QB(司令塔)選手、Patrick Mahomes(パトリック・マホームズ)は試合中『絶対に勝つんだ。勝つということを信じている』という目をしていた。試合のこり約6分の時点で負けていたけど、彼の顔は『絶対に勝つ』という意思が見えた。(ちなみにこのパトリック・マホームズの父親パット・マホームズ氏は以前、横浜ベイスターズで活躍していた親日家)

アメリカ最大のスポーツの決勝、スーパーボウルの決勝フィールドに建てることだけでもスゴイ事。そこで勝っても負けても流す涙はとっても美しい…。

確かにアメリカンフットボールのルールは細かくてややこしいけど、分かると本当に面白いから、是非応援して楽しんでね!

 

 

 

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