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ニューヨークの現在のコロナの状況は?

Johns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンズ大学)より https://coronavirus.jhu.edu/data/state-timeline/new-confirmed-cases/new-york/0

Johns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンズ大学)のデータによると、4月にパンデミックのピークを迎えてしまったニューヨークだけど、それ以降、感染者数は減少傾向で、現在までその減少を維持している。ニューヨークの人たち一人ひとりの意識が高いお陰で感染拡大を抑えられていると、ニューヨークに住んで居ても実感している。

 

2020年コロナパンデミック当時のニューヨークの様子


3月後半からの世界的にも最悪な状況でパンデミックに陥ったニューヨークは、大きなショックを受けていた。3月末から4月のピーク時には『コロナの症状があっても重症でなければ病院に来ないでください』と言うのがパニック状態だった病院の対応。ニューヨークに住むみんなどうしていいか分からない不安に襲われた。この頃、スーパーマーケットやファーマシーでは、トイレットペーパーや食材の買い占める人が増え、人々はピリピリしていた。

 

 

 

パンデミックのニューヨークの人たちの意識

2020年3月、4月当時はニューヨークの人ひとりひとりが、意識を高く持っていないと自分と周りの大切な人たちの命を奪ってしまうという危機的現状に直面していた。少しも気は抜けない気持ちも体力もギリギリの状態…。不安で不安で、長い間の未知の世界への挑戦。ひたすら耐えていた。

 

2020年3月、掃除用洗剤等が売れて品薄になる。NYの人々の衛生に対する意識が変わった

ニューヨークに住んで居て感じたことは、毎日クオモ州知事の会見で新たな対策が取られ、ニューヨークの人たちはその対策にしっかり対応しようと協力していたこと。普段は、街にはごみはあふれてるし、マスクなんてつけるニューヨークの人皆無で、衛生面への意識は低いなと感じていたけど、最悪のコロナを経験したことでニューヨークは変わった。

 

世界最悪のパンデミックを経験したニューヨーク夏の生活の現状とその後

2020年夏のニューヨークは、真夏の炎天下でもマスクをつける人が多かったのが印象的。スーパーマーケットたやファーマシー(薬局)などの店内に入る時はマスク着用をしていないと入れてもらえないので、ニューヨークで生活するにはマスクをつけるか持ち歩いていないといけない。付けていないと店の人や他の人に注意されることもある。

 

9月14日からはMTAの地下鉄を乗る際もマスク着用が義務になり(罰金$50) 、グランドセントラルターミナルなどの駅ホームには警察の姿もあって、マスクを付けていない人への威圧もあった。マスクを付けていない人は逆らうことなくきちんとつける。基本的に人としてはしっかりしているのがニューヨーカー。駄々をこねて『マスクなんてつけない!』と言う人はほとんどいない。ニューヨークの人たちは本当にコロナへの意識が高くなったと思う。

 

NYの警察はよく携帯を見ている。しかし問題があるとすぐに駆けつける瞬発力がある

 

2020年9月、地下鉄利用者は必ずマスクを付けなければならないin NY

マスクの種類も豊富で、元々おしゃれ大好きなニューヨークの人たちはそれぞれの個性を出したマスクをしている。・・・とはいえニューヨークファッションの基本『黒』のマスクが多い。

 

マスク嫌いだったニューヨーカーがなぜマスクをつけ続けられるのか?

私は花粉症なので元々マスクをよく身に着けていて抵抗はなかった。しかし夏はさすがに暑いし、熱中症にもなりかねないので外すこともあった。しかし私が外している炎天下の屋外でもしっかりマスクを着用しているニューヨークの人が沢山いた。なぜか?

 

マスクの種類に秘密が?

私は自分の花粉症もあり、元々大量に日本からマスクを買ってニューヨークに持ってきていた。今回コロナの影響で新たにマスクをアメリカで買うことになって(ほとんどがMade in China)、日本のマスクと比べてみると薄い!息がしやすい!だからマスクに抵抗のあったニューヨークの人が炎天下でもマスク着用ができるのか!?!

 

データ信じてマスク着用し続ける

2020年9月、地下鉄も徐々に利用する人が増えて来た。98%の人はマスクを付けている印象

この薄さでマスクの効果はあるの?と疑問に思うこともあったけど、初めのJohns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンズ大学)のデータを見てもコロナ感染者は増えていないことから、薄いマスクでも感染防止の効果はあるのではないかと思う。信じるしかないし、ニューヨークでは『マスク着用』が当たり前の日常なので、どんなタイプであれ顔をカバーする。バンダナをマスク代わりに巻く人もたまに見かける。ニューヨーク市は何でもいいから口と鼻をカバーしなさいとの事。薄いマスクもOKなのだ。

 

観光でも人気の『Centurry21』

ニューヨーク市内に観光客の姿は少ないものの、ニューヨークの人々はマスクをつけ、ソーシャルディスタンスを保ちながら意識を高くして、少しづつ通常の生活に戻ってきている。観光でも人気のディスカウントストア『Century 21』には入り口から長蛇の列ができていた。

 

世界中がコロナで疲れている今・・・

今世界中が同じコロナ感染、死亡におびえて生活している。『自分は大丈夫』とか『自分の回りにはコロナ感染者いないから安心』ということは無い。目に見えないウィルスはどこからどうやってくるか分からない。

 

感染したことのない人にとっては恐れることがバカバカしくなるのかもしれないけど、私自身3月にコロナの症状があったので決して軽視してはいけないと実感している。コロナ症状が出た時、本気で死を覚悟した。症状の進行は早く、病院もパニック状態で頼れるのは自分の免疫力のみ。いつ死ぬかもわからないような状況だった。家族には私の死んだ後の話もしっかりしていた。命のありがたさを改めて知った経験だった。

 

・・・しかしさすがに何か月も、何年も気を張って生活していくのは本当に疲れるよね。

 

疲れたら、休もう。ただただ、休もう。『そんなところで寝ないの!』と言われたって、疲れたら・・・いいんじゃない?!

 

『Withコロナ』で生活していくには、コロナの現状を受け入れながらのんびりね。ニューヨークの人たちも持ち前のポジティブ精神で頑張ってるよ!

 

免疫力を高めることだけはしておいてね~!

 

 

 

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