飛行機に乗ってアメリカに到着したら一番初めに待っているのが入国審査。アメリカの入国審査は厳しい⁈って声もあるけど、しっかりと正直に受け答えをすれば大丈夫!当日パニックにならないように、前もってアメリカ入国で何が行われるか予行練習して準備おこう!
Contents
アメリカ入国審査とは?
アメリカ入国審査は、パスポートとビザを提出して、アメリカが渡航者の身元を確認し、渡航目的をチェックすること。
乗り継ぎ便だとしても、初めに到着したアメリカの空港で、入国審査と税関を通らなければならない。
アメリカからしたら、『こいつ変な奴だからアメリカ国内で問題を起こしそうだな』って人を入れたくないよね。アメリカ人は愛国心の強い人が多いから入国審査は結構厳しいと言われている。
アメリカ入国時、入国審査の流れ
① アメリカに飛行機が到着
② 入国審査 (Immigration)
③ 荷物を受け取る
④ 税関(Custom)のチェックをパス
⑤ 晴れて アメリカ入国
飛行機から降りたら、”Immigration(イミグレーション)”という案内に進む。『U.S.Citizen(アメリカ国籍者)』と『それ以外』に分かれているので『それ以外』の方に進む。
アメリカ入国審査時に必要な書類
アメリカ入国審査時に必要な書類は、パスポートと『Immigration card』と言われる入国カード。『Immigration card(入国カード)』は飛行機の中(結構アメリカ着陸直前ぐらい)でCAさんから配られるので自分でペンを用意して手荷物に入れて置くこと。飛行機内で書いて到着後の時間を短縮できるようにする。
念のために『ESTAの申請番号』、『帰りの航空券(eチケット)』、『滞在先ホテルの名前と住所』等を準備しておくと安心。
アメリカ入国審査で聞かれる英語と対応
1対1の英語の質疑応答
複数でアメリカに到着しても、入国審査では基本監査官と1対1の対話が英語で行われる。あらかじめ聞かれるであろう英語の質問を理解して、答えを準備しておこう!
1. パスポートを提示
2. アメリカ訪問の目的
3. 滞在期間
4. 滞在先について
※ちなみに、ニューヨークにHilton(ヒルトン)という名のホテルは沢山あるので、どこのヒルトンなのか、住所はどこなのか等まで準備しておくと良い。英語で言える自信が無かったら、紙に書いておいてそれを提出するのもありかも。
※アメリカの複数都市に立ち寄る予定でも、基本的には到着日に泊まる宿泊施設を伝えたらOK。
5. 現地の知人・友人
※一人旅の場合に聞かれやすい質問。長期の場合「アメリカに友達が居たら長期(不法)滞在になる可能性はあるかな?」というようなことをチェック。アメリカの観光以外のビザを取るのは大変だから、うっかりでも不法滞在にならないようにしないと、アメリカを的に回してしまうので要注意!!!
「No」と答えた場合、「知り合いもいないアメリカになぜ一人で来たのか?」と、さらに色々と質問される場合もあるけど、きちんと正直に答えることが大事。滞在目的、帰国の予定・意思がはっきりとわかれば大丈夫。
6. 帰りのチケット(航空券)提出
あまり聞かれることは無いけど、「ちょっとこいつ怪しい⁈」なんて思われたときに聞かれてしまうかもしれないので、そこで”スッ”と出して「怪しいものではございません!」と言い張れるように。万が一の為に帰りの航空券(プリントでも、携帯画面のスクリーンショットでも)を準備しておくと安心。
指紋認証
左右の手の指紋で、4本指→親指、反対の手の4本指→親指、と指紋採取をされるので指定されたところに指を置く。
デジタルカメラの顔写真撮影
アメリカ入国審査官の目の前にあるデジタルカメラで顔写真を撮られる。眼鏡、マスク等は外しておこう。
厳しい入国審査の対応のポイント
入国審査って、正直言って対応してくれる監査官の人柄が大きく関わってる気がする。厳しい人は細かい質問までしてきて、問い詰められる感じを受けるけど、でも正直に真実を伝えたら大丈夫!自信を持って対応しよう。
英語に自信が無くても大丈夫
英語に自信が無くったってアメリカの入国審査はパスできる。しかし、入国審査官からの質問には答えられなくてはいけないので、あらかじめ質疑応答の準備(聞かれるだろう質問を英語で理解して答えを準備、ホテルの名前と住所をメモっておく等)をして置くことでアメリカ入国審査はスムーズになる。
自信が無くて小さい声でもごもご言っていると”怪しいやつ⁈”と思われるかもしれないので注意だよ。
キチンとした服装を心がける
別にスーツとかかっちりとした服装を着ろと言っている訳ではなく、飛行機内でリラックスしたいからと、いかにも「貧乏旅行」に見えてしまうような格好をしていると、「不法就労しないかな?」と疑われる対象になる可能性があるので注意。
また、「現在無職です」的な事を言うと、「あれ?!この人アメリカで(就労ビザ無いのに)働く気か⁈」と思われるかもしれないので注意。
アメリカ入国審査官の英語が分からないとき
英語が母国語ではない人を多く対応しているのでアメリカ入国審査官も英語が分からない人の事は分かっている。だから英語が分からないときに逃げたくて適当に「YES!」、「NO!」なんて言わないこと。
「Sorry?」
(『もう一度おっしゃっていただけますか?』の意味)
「Please speak more slowly.」
(もっとゆっくり話していただけますか?)
「I beg your pardon?」
(もう一度おっしゃっていただけますか?)
「I don't understand English. / I’m poor at English.」
(英語がよくわかりません。)
税関申告書カード記入方法
https://www.cbp.gov/sites/default/files/documents/CBP%20Form%206059B%20English%20%28Sample%20Watermark%29.pdf
①姓(名字)
②名前
③生年月日(西暦は下ケタ)
④今回同行している家族の人数
⑤滞在先
⑥滞在先の市
⑦滞在先の州(2文字略語のアメリカの州)
⑧パスポート発行国
⑨パスポート番号
⑩居住国
⑪アメリカ到着前に訪問した国。無ければ空白のまま
⑫乗って来たフライト番号(2文字略語付きで)
⑬該当にチェック『✔』を入れる
⑭記入されているものはアメリカに持ち込めない。出発した空港、飛行機内等でGetした食べ物等にも注意(私はかばんの中におやつ用のトライフルーツ入れていて注意された事がある)
⑮訪問者(アメリカ居住者でない) ー 市販用商品を含め、米国内に残される全品目の総額 (例えばアメリカに住んで居る友達にあげる予定の『ハンカチ』等の金額)。私物は含まれない。
⑯パスポートと同じサイン
⑰アメリカ到着日(月/日/年:西暦の下2桁)
⑱課税対象がある場合、品目と金額を記入。
⑲ ⑱の合計額
- 肉類・肉製品(生、乾燥、缶詰、ハム、ソーセージ、牛肉エキス・乾燥肉が入ったインスタントラーメンやスナック菓子を含む)
- 果物
- 植物
- 土
- 種子
上記のものを所持しているのに申告しなかった場合は『虚偽申告』とされ、高額の罰金が科せられる場合があるので要注意!
日本語版で英語を理解!(場所によっては日本語版が無いところもあるので、英語で理解できるようにこのページでしっかりチェックしておいてね) ※飛行機内、空港内では携帯の電波が使えないことがあるので、あらかじめこのページの必要と思われる所をスクリーンショットしておくのもおすすめ!
Chikaさんの動画でアメリカ入国審査を知っておく!
英語と言えばバイリンガールのChikaさん!海外入国審査の実体験を教えてくれているので、イメージがわくね!本番前にしっかり予習しておこう。
税関(Customs) で荷物検査
空港内最後の関門。ここを突破できたら晴れてアメリカに入国できる!自分の持ち物の中で申告する物がある場合はしっかりと申告すること。黙って申告しないで居るると後に高額ペナルティの対象になるから注意だよ!
税関(Customs) で聞かれる英語
1. パスポートと申告カードを提示
2. かばんの中身チェック(ある時と無いときがある)
3. 質問で確認される
その他、税関で聞かれる英語の応答
Who packed your baggage?
(誰が荷造りをしましたか?)
I did it.
(私がやりました。)
Did you get something from a stranger?
(見知らぬ人から何かを渡されましたか?)
No.
(いいえ)
How much currency are you carrying with you?
(持っている通貨はいくらですか?)
50,000 Japanese yen.
(日本円で5万円です)
This has a duty for paying.
(これは課税対象です。)
入国審査で、知っておくと役立つ英単語の一覧
英語 | 日本語 |
Arrival | 到着ゲート |
Departure | 出発ゲート |
Immigration | 入国管理 |
Custom / Custom form | 税関 / 関税申告書 |
Purpose | 目的 |
Boarding pass | 搭乗券 |
Fingerprint | 指紋 |
Destination | 目的地 |
Foreigner | 外国人 |
Visa | ビザ |
Sightseeing | 観光 |
Vacation | 休暇 |
Occupation | 職業 |
Business | 仕事 |
Nationality | 国籍 |
Declare | 申告する |
アメリカ入国審査まとめ
入国審査となると全部英語だし、持ち物検査もあるし、悪いことしていないのになんだか緊張しちゃうんだよね。
私は何回か別室に連れていかれて個別に荷物検査されてしまったことがあったよ…。本当に何も怪しくなかったから解放されたけど、だいぶ時間をロスしたよ…。何を基準に別室組に選ばれるのか未だに分かって無いけど。
ま、そんなトラブルもあるものだと構えて準備しておけば心にも余裕ができるでしょ。申告する物はしっかり申告して、正直に誠実に対応していれば英語が分からなくても全然大丈夫だよ!
アメリカ入国審査を通過して、ニューヨークに入れたら楽しいことが沢山待ってるよ~♪