ブラックフライデーって何?!
アメリカは11月第4木曜日が感謝祭(Thanksgiving Day/サンクスギビング・デー)という祝日。1年に1度の感謝祭には家族や親せきが集まって食事会が行われ丸ごと焼いたターキーやグレイビーソースをかけたマッシュポテトなどをお腹一杯食べるのが文化。日本で言うお正月の様な感覚。
そしてブラックフライデーとは、この木曜日の感謝祭の次の日の金曜日をさす。アメリカの学校や企業はだいたい11月の第4木曜から4日間が連休になるので、木曜に家族で集まって、たらふく食べた次の日に家族で買い物に行く。このアメリカ人の行動からデパートやスーパー、家電量販店など企業はがこぞって大幅割引し、大セールを行って集客するようになった。
そしてこの金曜には多くの商品が売れて利益、つまり“黒字”になるというところから“ブラックフライデー”と呼ばれるようになった。つまり『ブラックフライデー=お店が黒字になる金曜日』ということ。
ブラックフライデーを楽しむ方法は?
クリスマス商戦の幕開けとなるのがブラックフライデー。ブラックフライデーの始まりはアメリカのホリデーシーズンの始まり。マンハッタンの街も徐々にクリスマスイルミネーションで飾られて賑やかになってくる。流れる音楽も、街の人もクリスマスの準備にはじまるのでニューヨークではマンハッタンの街を歩くだけでも楽しい。
アメリカにはキリスト教徒が多いこともあって、クリスマスが大いに盛り上がる。クリスマスには家族や恋人、友人などに贈り物をする。その贈り物の準備をこのブラックフライデーから始まるセールでそろえていくのが一般的。企業にとってもアメリカ人にとっても買い物で忙しくなるシーズン。なので、1年で1番セールをやってる時期に感じる。そう、この時期にアメリカに来たならば、楽しむことは思いっきり『ショッピング』!
アメリカのブラックフライデー現状は?
ニュースでは2018年のブラックフライデーは一人当たりの支出額が10万円程度で過去最高になったとか。アメリカ人のブラックフライデーに賭ける買い物魂は凄まじい!笑 マンハッタンのど真ん中にあるMacy'sでは、一昔前は夜中にオープンしてセールを始めていたようだけど、2018年は、木曜の朝にMacysThanksgiving Day Parade をしてから5pmにお店がオープンして、その後24時間営業に入るみたい。凄い沢山の人が押し寄せたんだろうな…。
でも時代は変わって、今はネット販売で買い物をする人が全体の6割に上るらしい。そんな影響からThanksgiving Dayの木曜には今年から実店舗はクローズするという企業(The Home Depot、Costco、Maxx、Nordstrom等)も出てきたとか。そんな実店舗でも『ブラックフライデー』の金曜にはしっかりオープン!どこのお店も稼ぎ時で、消費者としては大セールに大忙し!
このサイトで色々な企業のブラックフライデーセールをチェックできるよ。
ブラックフライデーを勝ち抜くためのオススメ!
正直言って私はオススメは、特に2020の今年はオンラインショッピング!実店舗に行っても人込みだったり、お目当ての商品はすぐに品切れになっていたりで、買い物に疲れてしまう。だったらおとなしく家でネットをつないでオンラインショッピングでブラックフライデーを楽しむのが楽!
私も昨年はブラックフライデーの大セールに買い物をしようと前々から意気込んでいたので、気になっていた商品はブラックフライデー前にチェックして、いざブラックフライデーの夜中0時になったらオンラインで買い物を済ませた。アメリカ滞在期間に余裕があって発送先のアドレスがあるなら絶対オンラインショッピングが良い~!
ブラックフライデーまとめ
アメリカのブラックフライデー文化は日本におけるお正月商戦みたいなもの。家族が集まるこのシーズンはアメリカ国内全体的にお買い物シーズンで大セールとなる。この時期にアメリカに来たなら絶対にショッピングを楽しんで!前もってデパートやスーパー、家電量販店などでしっかり欲しいものをリスト化しておくことがポイント!老いも若きもワイワイ騒いで買い物を楽しむ、一種の“アメリカ祭り”。こんなアメリカ文化をニューヨークで楽しんでみてね~!